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2011年7月15日更新

第2回 被災地慰問コンサートの旅を終えて


 5月の中旬、石巻の中学校でコンサートをし、多くの方が喜んでくださったことは以前このホームページでも報告させていただきました。そのあと、(今度はいつ行けるのだろう)と思いめぐらしていました。実は石巻でのコンサートの後、すぐにお話が来て、6月に行くことになっていましたが、いろいろな都合からキャンセルとなり、少々気落ちをしていたその日の夜、一般の電話から、新しい道が開けてきました。初めは、南三陸の志津川高校で炊き出しをした後 歌わせていただくということを考えていましたが、希望していた同じ日に、町内挙げての焼きそば大会が行われるということで、私たちは次なるところを探しました。そして、東京ボランティアセンターを通して紹介していただいたところが、今回の女川総合体育館です。500名も収容している体育館ということで、以前よりも多くのコーラスメンバーを募り13名体制で練習を始めました。
7月8日の午後、2台の車に分かれて出発。仙台に住んでいる兄弟を訪問したいという総長シスターアポリナリス志村と副総長シスターステッラ安も一緒に同行することとなり、運転手はより一層いのちの重みを感じながらの出発。その日は那須の家に宿泊。もちろんリハーサルは欠かすわけもなく、しんと静まり返った那須の夜に私たちの歌声が響きました。

 

那須の家でリハーサル

 

お二人のために特別コンサート!

 

いろいろアドバイスもくださいました


いよいよ女川です

 

瓦礫がかなり除去されていました

 

頼もしい我らの運転手



 翌朝6時に女川に向けて出発。10時ごろに石巻につき、その日宿泊させていただくことになっていた幼稚園に寝具を預け、教会の聖堂でもう一度リハーサルを行い、体育館に向かいました。

 


 東北と言えど、ものすごい暑さでした。ちょうどお昼時、体育館ではうどんの炊き出しが行われており、被災者の皆さんは体育館を出たり入ったりと、活気に溢れた玄関先のロビーが私たちの歌うスペースとして提供されました。ですから、今回は段ボールで仕切られた生活空間の中で、聴衆の表情があまり見えなかった前回とは異なり、みなさんの反応を見ながら歌うことができました。今回歌ったのは、「いつも何度でも」「Believe」「いのち」「神様のぬくもりのしるし」「川の流れのように」「ふるさと」です。「川の流れのように」や「ふるさと」は、一緒に歌ってくださっていました。この時の模様は写真に収めることができませんでしたが、30名ほどの方が聴いてくださり、CDのプレゼントを喜んで受け取ってくださいました。 【”いのち”を歌っているビデオ↓】

 

   

 そのあと、近くの仮設住宅112世帯を手分けして一軒一軒訪れ、おでこなどを冷やす冷却シートをお配りしました。これは、東京で行ったチャリティーコンサートの実りであるカンパで購入したものです。初めは私たちの姿を見て、みんな驚かれるのですが、「体育館に歌を歌いに来たんです」というと、みんな表情を和ませて「え、もう、終わってしまったんですか?聞きたかった」とおっしゃる方もありました。仮設住宅の中は蒸し風呂状態で、ささやかな慰みであったとしても喜んで受け取ってくださいました。そして、ある方は、汗をふきふき回っている私たちに冷たい水を差しだしてくださり、逆に癒されました。その方は、津波のあった日、そしてその後どれだけ大変だったかを、お話しくださいましたが、その表情は、何か、苦しみを乗り越えた強さやすがすがしさを感じさせるものでした。シートを配った後、布団マットを届けるために志津川高校に向かったのですが、海岸沿いの道は震災の影響で橋が寸断されていたり、通行止めがあったりと先に進むことができなくなってしまいました。それで翌朝、今度は高速道路からの道を行き、今回初めて使用したカーナビのありがたさを実感しながら、無事にマットを届けることができました。他のシスターたちは朝早く、被災した石巻が一望できるという小高い日和山公園に出かけていき、 亡くなられた方々のために鎮魂の歌をささげてきました。

 

補給のため炎天下を走るシスターのたまご

 

「ごめんくださーい」

 

配り終えたシスターズ

         

女川ボランティアセンターのテント

 

職員さんが記念に撮ってくださいました

 

マットを届けた志津川高校

         


10時には主日のミサのために、多くの信者さんたちが教会に集まってきました。ミサが始まる寸前に、震度4の地震があり、一時騒然としました。信徒の皆さんは、前もってファックスで送った楽譜でミサの歌をしっかり練習しておられたので、とても活気づいたミサとなりました。ミサ後、30分ほどのミニコンサートをさせていただきました。神様の愛のメッセージがまっすぐに心に届くのか、多くの人が涙をぬぐっておられ、こちらももらい泣きをしそうになりながら、使命感を保ちながら、最後まで心をこめて歌いました。
ほんの小さな私たちの歌の奉仕ですが、神様は小さな道具を使って大きなことを成し遂げてくださる方です。これからも、神様が遣わしてくださる場所で、被災された方々の心の癒しに少しでも貢献できればと願ってやみません。

 

石巻カトリック教会

 

石巻カトリック教会でのミサ

 

ミサ後のコンサートの模様



「かけがえのない あなたのいのちを…♪」

 

始終涙を流しておられたご婦人も

 

歌と歌の間にはコメントを



コンサート後 お土産を配るシスターズ

 

宿泊させていただいた園舎をバックに

 

すべての旅程を終えて、神様に感謝!