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ペルーのプカルパ修道院から

2014.12.27

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2014年9月6日、神様の恵みの中で、プカルパ共同体は『ブリサス・デ・アバンカイ小集落』(アバンカイのそよ風小集落)で新しい宣教を始めました。この小集落は2年前に始まったばかりです。ここには、30家族が住んでいて、殆どが若い人たちの家族です。またこの小集落には、あらゆる年齢の子供たちが大勢います。
ブリサス・デ・アバンカイへ行くには、アバンカイの港までボートで川を横切り、そこからはとうもろこし、バナナ、ユーカ農場を通り、歩いて15分位で小集落に着きます。けれども、冬にはこれらの農場はひどい降雨の為、全部水で覆われてしまうので、カヌーで渡らなければなりません。それで、浸水を避ける為に全ての家は、木の柱の上に建てられています。そこの住む子供たちはとても心優しく、純真で、深い喜びにあふれていて、気品が感じられます。
『アバンカイのそよ風』小部落全体が、とても健全、純粋に見えます。この部落との出会いは、これこそ神の導きと言うしかありません。
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ある日、一人の人が、自分の子供たちに洗礼を受けさせたいのだが、司祭も修道者もいないので、どうしたら良いだろうかと話していたと言うのです。それを伝え聞いた私たちは、ある日『アバンカイのそよ風』小部落を探しに出かけました。『マレコン・グラウ』村の6人の子供たちが、同伴してくれました。到着してすぐ、最初の小さな家庭を尋ねましたが、あまり良い感じを受けなかったので、次の家庭を尋ねました。母親が挨拶に出たので、洗礼の秘蹟の事を話すと大喜びで、『子供たちに洗礼を授けたい人は集まるように』との知らせが、たちまち広がりました。集まった沢山の子供たちを見て大きな感動を覚えました。全ての親たちは、『子供の洗礼の為に、何が必要なのか』と尋ねるのでした。
実際彼らは、洗礼を望みますが、殆どの人たちが祈りを知りませんでした。そこで私たちは、両親と子供たちに教理教育を始めました。私たちからの奉仕、献身、宣教そして、この共同体の人々が心を開く姿は、とても実り豊かなものでした。そして11月30日に38名(子供たちと一人の母親、14歳、17歳の少女)が受洗しました。
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子供たちはより親しみを覚え、人間的にもキリスト者としても、新しい事を学びながら毎日成長しています。この様にして、皆様の祈りに支えられながら、教会から託された宣教が活気に溢れて来ています。どうぞ、続けて私達の宣教活動のためにお祈りください。

リマの聖女ローザ準管区
ペルー、プカルパ修道院