被災地訪問 ボホール・ロボック教会
- 2013/10/30 00:50
先日、フィリッピンの南部を襲ったマグニチュード7.1の大地震はボホール島とセブ島の20あまりの教会を破壊してしまった。ほとんどが1600年から1700年代に建てられた古い歴史を持つ教会であり、セブもボホールも国内有数の観光地である。
また、ボホール・ロボック教会の子供聖歌隊はフィリッピン国内外を通して、様々な合唱コンクールで優れた成績を収めており、本校も2回ほど、この子供たちを学校の行事に招待し、その美しい天使のような歌声に魅了されていた。
大地震でこのロボック教会が破壊されたニュースを聞いたPTA会長がすぐ、保護者に義援金を募り、今日、2人のシスターが、ロボック教会の主任司祭に届けてきた。教会のすぐ前にはロボック川が流れており、観覧船に乗って食事を楽しむ外国人たちが多い。破壊された教会と静かに流れる川がとても印象的だった。
午後2時から子供聖歌隊の練習を覗いてきた。地震は教会を破壊したが、人の心、神に信頼する心までは壊していない。この天使のような歌声が、信徒たちに大きな希望を与えていることだろう。
ロボック教会正面入り口 聖歌隊練習風景
主任神父様の新車 学校で集めた義援金を手渡しする