ボランティア活動
- 2013/11/23 23:48
- カテゴリー:まなざし
本校では、高校生が使徒職として、養護施設や、老人ホームなどを訪問している。今日は、小学8年生(高校2年生)30名、教員4名、シスター1名が身体障害者の施設を訪問した。その施設は[House With No Steps, Foundation ] (段差のない家基金) という一風変わった名前であった。25歳くらいから50歳近くの重度の体の不自由な方々12名が入居していた。生徒の中には、その方々の体の不自由さにショックを受け、ただ涙を流す生徒も数名いた。一人の男子生徒は、初めの祈りを先唱した後、耐え切れずに外に出て泣いた。自分はこんなに太っている、歩ける足も、動く手もある、目も見える、耳も聞こえる、自分の口で言いたいことも言える、しかし、この人たちはその自由がない。自分が恵まれていることに改めて気がついたと・・・台風で未だに食べ物に困っている人たち、家もなく、不自由な生活を強いられている人たち、そして、このように体の不自由な人たちを見て、健康な自分が何かをしなれければと奮い立たされたと語ってくれた。
このような機会を通して、もっと社会に目が開かれ、社会貢献できる人に育ってくれることを願っている。