シンバンガビ
- 2013/12/18 21:14
- カテゴリー:修道院より
この写真は朝4時半ちょっと前のものです。
今、クリスマス前の9日間の準備として、シンバンガビと呼ばれる早朝のミサが行われます。Misa de Gallo(雄鶏のミサ)とも呼ばれ、昔、農夫が収穫時期で忙しいので、早朝にミサをすることを取り決めたのが始まりだそうです。それがフィリピンにも伝わり、習慣として残っています。今では9日間のミサに参加すれば、願い事がかなうともいわれています。
このミサは特別にフィリピン特有のもので、ミサには白の祭服が使用され、栄光の賛歌がミサ中に歌われます。
サンタローザの教会は朝4時半と夜8時半(朝に参加できない人たちのため)にシンバンガビのミサが行われます。
よくみると生徒たちも試験中にも係わらず家族と一緒にこの早朝のミサに参加しています。
このような宗教的な習慣を持ち続けていってほしいものです。