先住民族といつくしみの聖年
- 2016/08/31 15:17
- カテゴリー:まなざし
毎年8月はフィリピン月間で、200近くあったとされる民族の文化を
学ぶときでもあります。
この月は学校内の公用語(集会時やミサ)もフィリピン語になります。
この最終日にあたり、ミンダナオで先住民族の支援をしている
サレジオ会のマリオ神父様に小学校・中学校と1時間ずつ
お話しをしていただきました。
フィリピンにはアジアの10%にあたる先住民族が存在しており、
前政権時に、特にミンダナオで、土地搾取、軍による殺戮、
干ばつ時の援助の約束反故、教育の機会が与えられないなどの
人間の尊厳が侵されているとして去年話題になりました。
先住民族の価値、私達ができることなどを
かいつまんでお話しくださいました。
愛の反対は無関心とあるように、生徒達が自分達の文化の価値を
大切にし、関心をもっていってほしいものです。