国際ロボット大会
- 2017/11/23 15:41
- カテゴリー:まなざし
11/10、11の2日間シンガポールにて、世界ロボット大会が行われました。アジア6カ国のうち、フィリピン代表の1校として、生徒12名、コーチ3名が参加しました。全4種目のうち、ファイアーファイティング(迷路を通っての消火)とバトルボールZ(サッカーのようなもの)の2種目に参加しました。生徒12名のうち数名は両方に参加し、消火ロボットは4チーム(ペアーで1チーム)、バトルボールは2チーム(3台で1チーム)が出場しました。
大会前日の11/9には会場で最終調整と練習が行われました。、他チームのロボットは、持ってくる間に壊れてしまったり、コートの大きさが事前の情報よりかなり小さくなっていて、ロボットが大きくはまらないなどの問題が起きてしまい、半数以上が棄権しました。本校の生徒たちは同じような問題を抱えながらもあきらめず、宿泊所で夜を徹して先生と一緒にサイズ、プログラムを作りかえる作業をした結果、全てのロボットを出場させることができました。
試合中は、順調に進んでいるかと思えば、逆転されたり、強敵に打ち負かされロボットが動けない状況になったりなど、様々なドラマがありましたが、結果的に4位入賞しました。また2名は、パフォーマンス賞を頂き、さらに本校生徒のロボットのコンセプトが高く評価されました。また何と言っても、チームの参加姿勢の良さが評価されたことが大きな収穫でした。
上位入賞は果たせなかったですが、大会直後生徒1人ひとり振り返りを行い、帰国してからは他の生徒達への体験報告会をし、次回へのさらなる意欲を見出しています。彼らにとって、この体験が飛躍となり、次に控えている大会へとつなげ、さらに大きく成長していくのを見守りつつ、続けて応援していきたいと思います。