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 台風被災者支援

台風ヨランダ(ハイエン)がフィリピン中部を襲ってから、明日で2週間になろうとしています。フィリピンのサレジオ会は北と南の2管区に分かれていますが、台風の後、両管区が協力して被災地の支援に当たっています。一時は被災した地域にあった2共同体と連絡が取れなかったようですが、全員の無事を確認し、その共同体はすぐに被災者たちの支援活動の拠点として活動しているようです。サレジオ会はサレジオ会員司教様を中心に、特にまだ支援の手が届いていない地域に入って支援活動を始めているとのことです。
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廃墟の中で生活            立派な避難所なんてありません
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廃墟となった教会でのミサ

本校も、生徒たちは日々のお小遣いから毎日募金し、生徒たちの家庭からは寄付金と共に缶詰やヌードル、米、水などを寄付していただいています。また、本校のカウンセラーは基地にある避難所に精神的にダメージを受けた被災者たちの心理カウンセリングのために、夜にボランティア活動をしてくれています。また、私たちの地域に避難してきた2家族の4名の生徒を奨学生として本校に受け入れました。
今日は、一日でも早く被災者に食料を届けるため、集まった支援物資を2台のトラックに積め、20名の生徒、数名の教員そして4名のシスターたちで集積所となっているマカティのサレジアン・ミッションの本部の近くにある体育館に届けました。

責任者の方の話しによると、すでに4回飛行機で食料を届けているようですが、まだまだ足りず、もっとたくさんの食料を届けるためにタンカーをレンタルすることも視野にいれているようです。特に被災した地域は小さい島が点在しているところで交通の便が悪く、また、新人民軍(ゲリラ)が支援物資を横取りするような治安の悪い状態です。
台風の被害状況が全世界に報道され、総本部からもすぐに義援金の申し出があり、日本のある幼稚園からクリスマス献金をフィリピンに届けたいとの励ましのメールも頂きました。この学校を通して支援活動の輪が広がり、本当に必要な人たちのために届くことを祈ってやみません。

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