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少数民族への支援―ミンダナオ島ブキンドゥノン DAY2

朝から私たちのこの旅行のコーディネーターであるマリオ神父様が宿泊所に迎えに来てくださいました、神父様が支援しているミンダナオ島の中心部に当たるマラマッグにあるいくつかの少数民族とビサヤ地方の貧しい人たちの混合の村でミサに参加しました。

ファイル 237-1.jpg 特別車で村に向かいます。
説教中に部族の人、ビサヤの人、カリタスの生徒(タガログ)、そして私(日本)が前に立ち、それぞれの言葉で「ありがとう」などの言葉を言いました。私たちは言葉や容姿が違うけれども、神の御顔を仰ぎ見ることで、一つの心で神を賛美し、人々に奉仕することができるというような説教だったそうです。ちなみにミンダナオの人々は、それぞれの部族や地方で話されている言語と別に共通語としてビサヤ語、そして学校に行った人であれば国語であるタガログ語を話します。
ミサが終わると村のご婦人たちが、部族の踊りを披露してくださいました。部族以外の人に教えてはいけないそうで、教えたら鶏を絞めて血で清めなければならないそうです。宗教はカトリックと伝統宗教が混合しています。
村の代表の方に寄付を渡し、生徒たちが子供たちに折り紙を教えている間、今回の寄附の使用目的である、浄化槽の穴を見に行きました。これまでトイレは穴が開いているだけだったそうですが、今年政府から浄化槽の設置が義務付けられ、今回の寄附で8台分の浄化槽が買えるとのこと。
その後に去年の寄附で修理されたダムをみんなで確認し、最後に今回の寄附の記念としてタマリンドの木を2本植えました。
世界のどこでも少数民族は発展から取り残され、貧困に喘いでいます。不正な農地取得で農地を取り上げられたミンダナオの人々がマニラに来てハンガーストライキを行っていることが度々報道されます。この村にも去年土地を追われ、家ごと引っ越してきた人々が10家族ほどいます。そんな人たちを政府は守ってくれません。このような体験を通して、生徒たちが自分たちのことだけでなく、フィリピン人として自分の国のために、自分たちができることは何かを真剣に考える機会になってほしいと願っています。

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民族衣装でミサに参加。    下の写真の私の2人右となりの方々は
               DATUと呼ばれる部族の首長たち

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ダムとポンプ               記念植樹