私たちは、「ともに暮らす家の」のために
異文化間の壁を超えて、会のカリスマと精神で一つになります。
自分から出て、傷ついた地球と貧しい人たちの叫びに耳を傾け
すべてのいのちを守るために共に歩みます。
簡素な生活と「命を懸けた英雄的な愛」で福音の喜びを伝えます。

憐み深い人々はさいわいである。

創立者アントニオ・カヴォリ神父の最初の考えは、誓願も修道服もない俗人の会を作ることでした。しかし、1937年のある日のこと、チマツティ師は、時勢を考え、さらに、ローマ教皇のご指示に従うためにも、救護院の管理にあたらせることができ、後には、どこかよそにも、同じような慈善事業を行なうことができる女子修道会を設立したらよいのではないかとカヴォリ神父に云われたのです。カリタス会はここから始まりました。