聖母祭
- 2018/05/27 18:30
- まなざし
カトリックでは、5月を「聖母月」と呼んでいます。
この起源については、いろいろな説があります。美しい少女を5月に「メイ・クイーン」として選んでいたのが、「なんと言ってもいちばん美しいのは聖母だ」ということで、5月が聖母にささげられるようになったという説。
さらに、5月の新緑の美しい季節は、色とりどりの花々が咲き乱れる季節でもあります。ヨーロッパでは、古くからこの美しい5月は、聖母にこそふさわしい月と見なされ、「聖母月」と呼ばれるようになったという説もあります。
どちらの説も、イエス・キリストに従い、最後まで忠実を尽くし、私たちの母となってくださった聖母マリアを思い、聖母に倣うように努めていきたいと願う人々の心からこの信心が自然に生まれてきたものでしょう。