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3月の掲示板

 3月に入り、三寒四温を繰り返しながら、春を感じる日々です。

 自然界は刻一刻と成長(変化)しています。

 今は丸はだかの枯れ木のような枝にも、

 もう少ししたら緑のかわいらしい芽が萌えだすでしょう。

 桜の枝先も少しずつ膨らんでいるのが分ります。

 今月の掲示板は、

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  私たちは絶え間なく成長しています。

  過ぎ去った過去に生きることや

  まだ到来していない明日に生きることをやめましょう。

  この場、この時、この瞬間の「今」を精一杯生きましょう。

 私たち人間は、過去の栄光や失敗にとらわれて、

 あるいは先にある心配に心を奪われやすく、

 それらのことで余計なストレスを抱えてしまいがちです。

 希望も悲しみも心配も、神様のみ手に委ねて、

 今、自分にできる事に精一杯を尽くしましょう。

 (やがて春はやってくるのです。)

1月の掲示板

2023年の新しい年を迎え、新しい出発が始まりました。

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1月の掲示板の文言は、年の初めに歌う歌詞です。

  「初日の光 かがやきて 

   こがね色なす このあした

   希望の年は 明け初めぬ」  (カトリック聖歌集より)

神さまの輝かしい光を受けて、人々との新たな出会い、

新たな体験、経験などに期待と希望を膨らませて、

前進されていることでしょう。

しかし、新たな出発には、不安や恐れもありますが、

神様は聖書を通して、次のように語られています。

「私は必ず、あなたと共にいる」(出エジプト記3;12)と。

将来、種々の困難や苦しみ、失敗等にぶつかるかもしれません。

そのような時でも、神様は必ず一緒にいて、

心強い支えとなってくださることを心に深く刻んで、

新たな出発を、一歩一歩信頼のうちに歩んで参りましょう。

11月の掲示板

 11月になりました。

 カトリック教会では、11月を死者の月として、

  亡くなった方の永遠の安息を祈る習慣があります。

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 神は ひとり子をお与えになるほど 世を愛された。

 神を信じる人が、永遠のいのちを得るために。

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 2022年11月22日は、私たちの修道会の創立者である

 サレジオ会司祭アントニオ・カヴォリ神父様が帰天してちょうど50年となる

 節目の年です。

 彼がイエスのカリス修道女会に託した願いやカリタスの精神を

 しっかりと受け継いで励んでいきたいです。

 彼の精神の一つに、「霊魂の救いに対する奮発」があります。

 11月は死者の月なので、一人でも多くの霊魂が救われるよう

 祈りと働きに励みながら、過ごしたいと思います。

 世界は混乱状態です。死者を増やしてしまう行為は良いことではないと思います。

 世界の平和を願いつつ、日々の活動に励みましょう。

 

 

10月の掲示板

10月はロザリオの月と言われます。

 マリア様に助けを願って祈りを唱える、伝統的な祈りの形です。

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  「わたしたちの時代に 私たちのいるこの世界に 平和がきますように。」 

                           - 教皇フランシスコ -

  ロザリオの鎖に繋がれて、

  この地球がひとつの家族となるように。   との言葉を選びました。

 

世界のあちこちでは紛争が絶えません。

地域家族である兄弟、姉妹たちの痛み、苦しみ、悲嘆の声が響きます。

私たちが祈ったり、歌ったりする言葉があります。

「元后憐れみの母、我らのいのち、喜び、希望、

 旅路からあなたに叫ぶエバの子。

 嘆きながら、泣きながらも、涙の谷にあなたを慕う。

 我らのためにとりなす方、憐れみの目を我らに注ぎ、

 尊いあなたの子イエスを、旅路の果てに示してください。…」です。

心から私たちの母である聖母マリア様に、たくさんの取り次ぎを願って、

世界の平和の為に祈りましょう。  アヴェ・マリア!!

 

9月の掲示板

朝夕の風が秋らしさを感じる9月になりました。

9月の掲示板についてお知らせいたします。

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 幸せとは、興奮して大騒ぎすることではありません。

 幸せとは、心が静かに満たされてゆくことです。

              マザーテレサの言葉

 

私たちは誰しも幸せであることを望んでいます。

幸せは、自分にとって望ましく感じられる精神状態ですが、

私たちの周りには、便利な物、便利なことが溢れています。

これらを取得することも、幸せの一片でありますが、

真の幸せは、心から「ありがたい」と

感謝の心が持てることが幸せと言えます。

一人一人幸せの感じ方は違いますが、幸せを見つけることが出来れば、

その幸せは大きくなると思います。

「毎日が幸せ」と感じ生きられたら、小さなことに満たされていくでしょう。

あなたの幸せが多くありますように。

8月の掲示板

月日が流れるのはとても早いです。

毎日の暑さにうなだれる毎日。

熱中症とコロナ感染症の予防に気をつけながらの大変な毎日です。

8月の掲示板に選んだ言葉は、マリアの賛歌の一節です。

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 「身分の低い、この主のはしためにも目を留めて下さったからです。

 今から後、いつの世の人も私を幸いなものと言うでしょう。

 力ある方が、私に偉大なことをなさいましたから。

 そのみ名は尊く、その憐れみは代々に限りなく、

 主を畏れる者に及びます。 (ルカ 1;47-5)」

 

太陽に向かって咲くヒマワリのように、

聖母マリア様は、神様のみ旨に忠実に従い、

代々限りなく幸いな者と呼ばれます。

私たちも神様に心を向け、人々の平和を祈り続けましょう。

6月の掲示板

6月と言えば、雨が多い梅雨。

まだ梅雨入りとの言葉は聞きませんが、もうすぐその時期がやってまいります。

うっとうしい梅雨のはじまり。毎日雨にうんざりする日々。

科学や技術、医療などめまぐるしく発展した人間の力は、

さすがに自然や気候はどうにもできないし、逆らうことはできません。

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6月の掲示板に選んだ言葉は、下記のとおりです。

 『ごらんよ 空の雲 輝く虹を 地に恵みの雨を降らせ、鮮やかに映える

  どんなに苦しい悩みの日にも 希望をそそぐ 父がいる

  友よ 今日も たたえてうたおう 全てのものに しみとおる

  天の父の いつくしみを 』

降り続く雨を嫌がらず、このような気持ちを持つことによって、

明るく一日一日を過ごすことが出来ますように。  心を込めて。

 

修道院での聖母行列

5月24日は、修道会でお祝いする「扶助者聖母マリア」の記念日でした。

カリタスの園では、伝統的に教会や事業所を含んだ大きな5月ごろ聖母行列をしていますが、

ここ数年新型コロナウィルス感染症の影響を受け断念しているところです。

宮崎修道院では、5月24日当日当番の方が4か所のマリア像を着飾り、

祈りの雰囲気を作ってくださいました。

今回の祈りを、教皇フランシスコの意向のため、

新型コロナウィルス感染症により苦しんでいる人々、医療従事者のため

ウクライナとロシアに平和的解決が与えられるため、

一人一人の平和のためとの意向で捧げました。

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外庭で私たちを見守って下さる所から開始し、

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食堂へ移動して祈りと歌。

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修道院聖堂で祈り。

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最後は、カリタスの園聖堂へ移動し、祈りと歌を捧げました。

距離は短いものでしたが、意向に合わせて一人一人の心がこもりました。

カリタスの聖堂では、朝の時間に皆で祈る時間はありますが、

夜の時間に皆で祈るタイミングがなかったので、新鮮な気持ちで祈りました。

多くの人の願いは、「平和」です。

神様もマリア様もそれを願っておられます。

一日も早い平和と平穏、安心が与えられることを願います。

 

5月の掲示板

5月が始まりました。

カトリックでは、5月を「聖母月」として、大切にしています。

「聖母」は、イエス様のお母さまである、マリア様のことです。

誰もが望む「愛」「優しさ」「温かさ」を兼ね備えておられる方です。

そのマリア様の徳に倣いたいと思って、今月の掲示板の言葉を選びました。

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  『とても優しいマリア様

   いつも笑顔をくださるマリア様

   私もマリア様みたいに やさしくなりたい

   私もマリア様みたいに笑顔が欲しい』

世界は様々な情勢の混乱の中にいます。

自然界の色とりどりの花々と共に、

苦しい時にも微笑みを保つ力を、マリア様に願いつつ、

日々小さな花束を捧げながら、聖母マリア様のみ名をたたえていきましょう。

一つの祈りをご紹介します。

    「微笑みのマリア様への祈り」

    私の愛に、微笑みを添えて下さい。

   私の愛がより豊かになるために

   苦難の時にも、微笑みを保つ力を与えて下さい。

   どんな時にも、

   人の為に真心を尽くすことが出来るように、

   心の深みを人を愛する喜びを保たせて下さい。

   この喜びがいつも微笑みとなって いつも表れますように。

   私はいつも太陽に向かって咲く私たちと

   「マリア様の微笑み」にひたすら憧れているのです。

マリア様の微笑みを、あなたの中に、周りの人に表す人となれますように。

4月の掲示板

4月に入り、新たな門出を迎える人も多いと思います。

希望や期待、心配や不安で心が落ち着かない状況にかられることもあるでしょう。

でも「恐れることはない 私はあなたとともにいる神。」として、

近くで、側(そば)で、隣りで、支えてくださっていることを信じてみましょう。

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今回は多くの方に届いてほしいと考えて、英語、ベトナム語、日本語を掲示してみました。

この言葉を選んだ理由は、

冒頭に記載した不安や心配に落ちつぶされそうな方へのメッセージです。

 

作者不詳と言われている「足あと」というこんなお話があります。

下記は、修道会でよく歌う歌詞です。 

♪ ある人がある夜夢を見た。海辺を主とともに歩いている夢。

  見上げれば大空。浮かぶのは過ぎてきた人生の様々な場面。

  一つ一つ場面が浮かび上がるたびに、砂浜にくっきりと刻まれる足跡は二人分。

  その一つは彼のもの。もう一つは主のもの。

  大空のドラマが終わるとき、すべてを振り返り彼は気づいた。

  悲しみで綴った場面では、足あとは一人分他には見えない。

  主よ 一番あなたが必要だった時、主よ いったいどうして一人ぼっちになさったのですか。

  あぁ苦しくつらく寂しかったあのころ。

  「大切な 愛する 愛する子よ」目を伏せてなく彼に主は語られた。

  温かく優しく懐かしい その声はかたくなな心を開く。

  一人分の足あと それは愛の証し。彼のものではない。

  確かな足あとは主のもの。主はおぶってくださった。その尊い背中に。 ♪

このようにつらく悲しい人生と感じているときでも、

神様はあなたをおぶって助けて下さっているのです。

歌詞にもあるように、「愛の証し」です。 

神様はあなたのそばにいます。親の中に、隣人の中に、友人の中に、あなたの中に。

信頼をもって、信頼の内に日々を励んでまいりましょう。

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