利用者の洗礼式
- 2013/05/26 13:04
- カテゴリー:まなざし
復活祭の日に受洗予定が、入院のため延期に…。そして今日、待ちに待った“神の子”になる受洗の日。5月26日(日)。今は天国に旅立った先輩(隣室の利用者)からの受洗の誘いにものらず、でも心のどこかでは、神探しをしていた日々。
昨年の紅葉寮での視聴覚教材を通しての福音宣教に参加。特に手塚治氏の『旧約聖書物語』では、カトリックの「神」のイメージがはっきりと理解でき、モーゼや十戒などを通して、神の存在の偉大さがわかり、聖書を通読。先輩やシスターが信じている神様ってこんな方なんだ。よし、決めた!「洗礼を受けたい」と施設長に相談。毎木曜日に要理の勉強、毎日曜日はミサに参加し、同僚3名を誘って神父様の祝福を受ける…。
三位一体の祭日に洗礼と堅信を別府教会主任司祭代行、李神父様の司式のもとに受ける。シスターや利用者たちに見守られ、祈りのうちに式を終えた。「先輩のように自分も変わる」という希望に、神父様より、その望みに神様の力が加わることも聞かされ、喜ばれていた。