マリアさまのように その②
- 2017/05/31 17:52
- カテゴリー:今週の保育
中庭での様子です。
登園時、「マリアさまにたんぽぽのお花をあげるんだ!」とつぶやきながら
準備された机に、自分で考えてお花をお供えしていた男の子は
顔がクシャクシャになるほど、心を込めて力強いお祈りを捧げていました。
花まき少女の花をまき終えた手は、しっかりマリアさまへの向かっています。
「アヴェアヴェ♪」と歌うところでお花をまくんだよ!」と、
頑張る年長のお姉さんと同じ緊張感をもって、
お家で一生懸命練習した男の子もいたそうです。
マリアさまがどんなに喜ばれたことでしょう。
神父様は、楽しく、やさしくお話くださいました。
「マリアさまはお家にいる人でしたか?」
「マリアさまはお出かけする人でしたか?」
「マリアさまは何をしに出かけましたか?」
「マリアさまはエリザベットというおばちゃんを手伝いに行ったんです!」
「みんなも人を助けるために、お出かけしましょう!」
神父様のお話が心におちた年長児が、
お当番でお昼に給食をいただきに行った時のこと・・・
「あのさ、この給食、おばちゃんが作ったと???」
外注給食をつぎ分けていた事務職員も、おもわず
「ちがうのよ。でもよかった、おばあちゃんじゃなくて・・・」
聖母祭が終わってもおばちゃんの手伝いのお話が、
頭の中をめぐっていたようです。お話がしっかり刻まれたしるしですね。
共同祈願の代表のお祈りには、なんと年少児も言葉を覚え、祈りました。
保護者の皆様も熱心に祈る子どもたちの姿に目を細めておられました。
心から、感謝のお祈りが捧げられたことと思います。
まだまだ、ステキな場面がありましたよ
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