夢の実現<自転車編>
- 2013/06/26 11:21
- カテゴリー:まなざし
宮崎修学志願院
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6月22日、23日に新田原教会へ行ってきました。杉原神父様、信徒の皆さんに温かく迎えられ、美味しい果物も沢山頂きました。
ミサの後は、教会学校でカテケージスを行い、共に祈り、そして沢山遊びました。久しぶりに会った去年のC.S.S参加者は、背も伸びていてお姉さんになっていて、ちょっとビックリでしたが、また、夏のC.S.Sで会う約束をしました。
6月8日(土)に鹿児島の谷山教会へ行ってきました。志願生のM.Aさんの出身教会です。昨年のYCCで出会ったブラザードミンゴや、ブラザーヴィクトルさん、そして中高生との嬉しい再会が待っていました。また、主任神父様の福崎神父様が直々にこの日の為に、子どもたちの送迎をして下さり、お陰で子どもたちと楽しいひと時を過ごすことができました。谷山教会のシスターやブラザーの楽しくて、分かりやすいカテケージスに私たちも「罪とゆるし」について深く学ぶことができました。
おやつに志願院のSr.Mが作ってくれたロールケーキをみんなで頂き、その後、沢山遊びました。夏のC.S.Sに谷山教会の子どもたちを誘い、約束をしてお別れしました。
いつもニコニコ優しい福崎神父様、ブラザー、シスター方、そして教会学校のスタッフの皆さんありがとうございました。あんまり楽しくて、準備していった手話つきの歌を歌うのを忘れてしまいましたが、また、いつか短大生も連れて行きたいと思いますので、その時はどうぞよろしくお願い足します。感謝のうちに!!
5月26、27日と2日間カトリック植松教会へ司牧へ行ってきました。お隣の大村修道院に泊めて頂き、大変楽しいひと時を過ごさせて頂いた。
朝の4時に志願院を出て8時半には教会へ着いた。準備をしているうちに9時過ぎから少しずつ教会学校のために子どもたちが集まりだした。昨年のC.S.S参加者との再会を喜び、9時半には教頭先生(校長先生は“イエスさま”だそうです)の紙崎神父様のお話で教会学校がスタートした。とても楽しくて、しかも分かりやすく神様の愛について話して下さった。
全体学習では「たいせつなきみ」のP.P.を通して神様から愛されている事を知り、グループ学習では、大切にされている自分の存在を絵や文章で表す作業を行った。
そして、待ちに待ったゲームの時間。本当はもっと沢山子どもたちと遊びたかったのだが、時間があまりなかったので、2つのゲームに絞った。賞品はシスター山田の「愛してるよ」の熱い抱擁である…。一瞬みんな「ええー!」とひいたが、ゲームを開始すると大興奮し、賞品にもまんざらではない子どもたちだった。
最後に志願生の歌を聞き、祈って解散にしようとしたところ、「ちょっと待った!!」と、紙崎神父様の登場。「みんなは神様に愛されてるね。神父様も君たちをアイスてます。愛す=アイス。」と仰る。みんなの顔がパッと輝き、その後は大爆笑だった。美味しいアイスを頂き、お土産のお菓子を片手に、「また来てねーー!」と元気よく挨拶し子どもたちは帰って行った。
午後は、植松教会の永田さんが、大村巡礼地へ案内して下さり、学びの機会を頂いた。大村の信仰を脈々と受け継ぐ子どもたち。強くたくましく育ってほしい。
韓国から4名のシスター方が誓願50周年を記念して、創立の地、宮崎へいらっしゃった。志願生もお祝いに参加させて頂き、韓国のシスター方に歌と踊りを披露した。久々の「アラッ?シー」の登場に場内が沸いた。手拍子に気持ちは「ノリノリ!」キレの良いダンスを披露してくれた。今回デビューを果たさなかったI.Mさんは、カメラマンとして活躍!こちらもかなり嬉しそう。
その後、韓国のシスター方も素敵な歌をこちらもノリノリで披露して下さった。「かわいいですね!」と志願生と愛情たっぷりの握手を交わすシスター達。その歩みにしっかり続いていきますよ!
6月1日(土)聖心の月の初日に、宮崎修学志願院で恵美神父様司式のミサ並びに志願生の受け入れ式が行われた。志願院へ入院してから2か月が経つI.Mさん。ミサでは立派に聖書朗読をした。細い声だが、通るまっすぐな声で読み上げた。シラ書51節で、ちょうど知恵について書かれてあり、参列者は、彼女が知恵の賜物で満たされるようにと聴きながら祈りを捧げた。
恵美神父様が説教で、ご自分の神学生時代にチマッティ神父様からいかに愛されたか、そして当時の神学生たちがいかに、その愛に応えてキリストに深く結ばれていったかを話して下さった。「召命を大切にして下さい。」と拳を握って、何度も訴える神父様の熱心な言葉が心に響いた。
受け入れ式では、新しく志願生の制服に身を包んだI.Mさんは、しっかりと決意文を読み上げ、共同祈願では家族のために素敵な祈りを捧げた。どの志願生もそうだが、彼女たちは家族を大切にし、いつも祈っている。I.Mさんの家族はイエスのカリタス修道女会の家族にもなった。これからは信仰の絆に結ばれた家族として、共にI.Mさんの成長を見守っていきたい。
ちょうど韓国から4名の姉妹の誓願50周年のお祝いが、隣の宮崎修道院であったので、志願生も招待され、そこで管区長さまにお会いすることができた。管区長様もI.Mさんの存在をとてもお喜びでした。
今日は水曜日。中学生が1時間早く帰ってくる日。担当者は志願生に刺激を与えるのが大好きである。「ねえ、私たちこの辺を自転車で乗り回したじゃない?この前は大通りへもチラッと行ってみたし。この辺でイオンへ自転車デビューしてみない?あなたの乗りっぷりだといけるわよ!」前日、テスト勉強の疲れが少々表情に出ていたI.Mさんの顔が輝いた。「はい!!行きたいです。」「OK!じゃあ決まり!」
笑顔で帰ってきたMさんは、普段通り、練習偽のジャージで登場!「あら?せっかくイオンへ行くんだから、もっとかわいいかっこしてよ。ダイソーで買いたい物ないの?」と担当者。嬉しいそうに着替えに行くMさん。
院長シスターと出会ったシスター方に祈りを依頼し、マリア様に祈りを捧げた。交差点に来たら、チラ見を怠らないこと。何かあったら先を行く私にベルで知らせることを約束し、いざ出発。
道中は、段差が結構あったが、なんなく目的地へ向かうMさん。途中で「どう?」と聞くと、「気持ちいいです!」との答え。その様子をカメラを後ろに向けてシャッターを押してみた(ちょっとぶれているが、こちらも走行中だったので、いたしかたない…)。撮影に気持ちを集中させている間に、あっという間にイオンに着いてしまった。記念写真をパチリッ。満足そうな笑顔でVサインをするMさんは本当に嬉しそう。
自転車で社会デビューを果たすと同時に、目的地のイオンまで夢の実現を果たしつつあるMさん。あとは一緒に行く相手が、担当者ではなく友達であること。夢の実現では、ここが大事な所である!!
帰ったら、院長シスターとMシスターが庭の花に水を牧ながら私たちを待っていた。「おかえりーー!」本人は勿論、担当者もホッとした瞬間だった。無事に帰れたことをマリア様に感謝し、リフレッシュしたところで「さあ、明日からのテストがんばりなさい。」と、彼女の役割へとMさんを送り出した。
早朝、宮崎の天気は雨…。「今日は堅信しきなのに」と正直空をうらめしく眺めた。受堅者と代母は早めに教会へ向かい、心を整えて式に臨むため、傘をさし歩いてテクテク教会へ向かった。
道々、名前を呼ばれた時の返事の練習をした。日曜日の早い時間なので、歩行者はいない。私たちだけなので、気持ちを大きく、楽しみながら行った。まず担当者が模範を示す。M.Aさんに名前を呼んでもらい、大きな声で返事をしてみた。「はい!。」「…シスター、四つ角だったから声が響きましたよ。」ちょっと照れたが、ドンマイである。次に当事者が2度ほど練習し、二人とも気持ちが明るくなり、なんだか安心した。
すると、一台の車が横付けし、ドアを開けてくれる。「堅信おめでどう!お乗りなさい。」隣の支部のシスターが誘って下さった。神様ありがとうございます。急いで乗り込む二人。ちょうどスカートが雨に濡れて、色が変わり始め、「わたしはいいけど、前に立つとき、M.Aさんがかわいそうだなー」と気になり始めたところだった。ありがたかった。
浜口司教様司式で恵みに溢れた堅信式が始まった。司教様は9名の受堅者にこう仰った。「聖書を読んでください。御言葉を生活の中に取り入れて下さい。寝る前に10分でいいのです。初めは大変に思うかもしれませんが、身に付くとかんたんです。御言葉と結ばれた使徒となってください。」と勧められた。
聖霊の賜物が豊かに私たちの中に住まわれますように。そして、私たちがその働きに心を開き、信仰をもって生きていけますように。
5月19日の聖霊降臨の祭日にM.Aさんが受堅する。当日はご家族が鹿児島から駆けつけて下さり、少しでも長く一緒に居たいでしょうから、私たちは前日にお祝いをした。
また、4月から日向のために、お手伝いにいらしていたシスターFが、三京修道院へ戻られるということで、沢山の感謝を込めて御馳走を作った。シスターはいつも穏やかでニコニコしていて、夕食後は、いつも志願院のチャペルで愛するイエス様と長い時間共に過ごしておられた。そのお姿が本当に美しく、「祈る人の美しさ」の模範を志願生と共に見せて頂いた。シスターが志願院から離れても、シスターの祈りの残り香が、これからも志願生を包んでくれるでしょう。
シスターF本当にありがとうございました。そして、M.Aこれまで祈りのうちに準備してきた堅信式で沢山の聖霊の賜物に満たされますように、明日はみんなの祈りがしっかりあなたを支えますよ。
ちなみに、フルーツ盛りのテーマは「出発」だそうです。スイカを三角に切り、とんがりがまっすぐ上に向かっているように、お二人の歩みが神様にまっすぐ向かうようにという意味がこめられているらしい(素晴らしい!!)。さあ、神の息吹に生かされて、新しい出発です!