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2013年09月の記事は以下のとおりです。

総会開会

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三日間の黙想会を終え、いよいよ総会が始まりました。
ポスターに掲げられている総会のテーマは
「喜びにあふれた奉献生活を通しての信仰告白」
-信じた方は、なんと幸いでしょう!-(ルカ1章45節)。
今回は臨時総会でありまして、本会の会憲・会則の
改訂作業が続行されます。

総会開会のミサの中で、現行会憲と総会議案集が奉納され、
祭壇の前にささげられました。この一カ月、聖霊の豊かな
導きのもとに作業を行うことができますようにと心を一つ
にして祈りました。

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私たちの修道家族が時のしるしに応え、神様から頂いた
カリスマを通して、教会のためによりよい奉仕を行って
いくことを目指して行われる総会でもあります。
皆様のお祈りをよろしくお願いいたします。

筆者も会議に関与していることから、皆さんが楽しみに
してくださっているブログもこの1カ月滞りがちになると
思いますが、あしからず!

いよいよ総会がはじまります

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9月30日から始まる第15回総会のため、
大分にある黙想の家に、参加者たちが
続々と到着しました。久しぶりに再会
するシスターたちの笑顔が広がりました。

全員がそろい、夜にオリエンテーション。
簡単に自己紹介をした後、きちんと名前を
覚えたかどうかをテストするゲームでひと笑い。
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家族的な雰囲気に満たされました。

明日から3日間は黙想会。
沈黙と祈りを通して修道会の大切な出来事である
総会に向けて心を整えます。どうぞお祈りください。

聖ヴィンセンシオ・ア・パウロの祝日の準備

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今日は聖ヴィンセンシオ・ア・パウロの祝日の3日前。
今日から、三日間の心の準備が始まります。
聖堂には聖人のご絵と遺物が置かれ、
その前で祈るシスターたちの姿がよく見られます。

聖ヴィンセンシオは私たちにとって特別な聖人。
どの修道会にも保護の聖人といわれる方がいて、
特別のその聖人の遺徳を仰ぎ、精神を生きるよう努め
取次を願います。この聖人は特に貧しい人たち、
社会から疎外された人たちの友と言われ、
憐れみ深いイエスの心を生きた聖人でした。
私たちも彼の生き方に倣い、愛の奉仕に徹して
生きることができますように・・・。

三原修道院の居間から

新幹線のこだまに乗って広島県にある
三原修道院に移動してまいりました。
ここには120名の子供をおあずかり
している聖心保育園があります。

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まずは、到着してすぐ瀬戸内海に浮かぶ島に
宣教活動に行く神父様とシスターたちに
同行する機会を得ました。
3つの大きな橋を渡っていきました。
保育園に隣接する三原教会に属しているものの、
遠距離のため、あるいは病いや高齢のために
日曜日教会に来ることのできない方々のために
み言葉の祭儀や聖書のお話しなどをするためです。
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とても素晴らしい活動をしているんだなーと
感銘を受けました。行きは車、帰りは船で帰って
来ることもあるとか。高齢のシスターズも大活躍!

翌日は保育園をくまなく案内していただきました。
あいにく土曜日で登園している子供たちがすくな
かったのですが、一日の初めに自然にお祈りをする
姿を通して、神様の子供としての心の教育がしっかり
なされていることを確信することができました。
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そして今日は日曜日。三原教会のミサに参加しました。
聖堂にあふれる信者の皆さんの信仰心が伝わってきました。
ここ三原は、日本26聖人の一人トマス小崎少年が長崎に
連行される途中、この地で母への手紙を書いたことで知られ、
いのちを懸けた信仰の遺産が受け継がれていることを感じました。
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シスターたちがこうやって各地で一生懸命宣教に励んでいることを
見聞きすることができたことを神様に感謝すると同時に、これから
もそれぞれに必要な神様の恵みに支えられながら、カリタスを証し
していくことができるように、祈り応援していきたいと思います。

明日からは久々に母屋からの発信となります。

福岡修道院の居間から

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福岡修道院にやってまいりました。
ここには聖クララ幼稚園があり、教育事業を通して
カリタスを伝えています。園児募集のための説明会や
運動会前の練習で非常に忙しい中、歓迎して下さり、
先生たちの朝の朝礼から帰りの終礼に至るまで
じっくりと見学させていただきました。

感銘を受けたのは、子供達は登園すると自発的に
マリア様のもとに赴き、ロザリオを手に取って祈り、
その月の聖歌を、大きな声で歌っていたことです。
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この幼稚園ではモンテッソーリ教育が行われていて
朝みんなが集まるまでの間、それぞれ集中して
「お仕事」に励んでいる姿が印象的でした。
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子供達は元気そのもの! 暑さにも負けず、
運動会で披露する挨拶や歌、ダンス、かけっこの
練習に、とても楽しそうに取り組んでいました。
未満児クラスのお友達も、お兄ちゃんお姉ちゃん達を
応援している姿がとても愛らしく微笑ましいものでした。
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神様の優しい眼差しの中で、子供達、先生達、
シスター達が一つの心になって自分たちの使命に
取り組んでいる姿を見て、神様に感謝しました。
カリタスの教育事業を通して、聖クララ幼稚園の
ヴィジョンが実現しますように…!
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門司修道院の居間から

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福岡県の門司修道院からの発信です。
門司は、1926年、私たちの創立者たちがイタリアから
40日の船旅を経て上陸したゆかりの地であります。
ここには今「天使育児園」という養護施設があり
60名の子どもたちの尊いいのちをお預かりしています。

登校前には園長先生と一緒に天使のご像の前で、今日
一日神様の見守りの中で元気に過ごせるようお祈りを
して出かけます。お母さんの愛情込めた声かけに、
安心感を覚え、一日頑張って勉強してきます。
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朝の職員朝礼。まずはラジオ体操、そして祈りに始まり、
天使育児園のミッションを唱和し、それぞれの連絡事項を
伝えあいます。
朝礼の後、園長先生に園内を案内してもらいました。

天使育児園のミッションを具体的に生きるために、
共同体、自立、文化、宗教など各グループ別に職員が
活動計画を立て、子どもたちにも役割を与え、実践して
いることが、園内を回っただけでも伝わってきます。
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下校した子どもたちはその日によって遊んだり、勉強したり、
男の子は野球、女の子はバレーボールの練習をします。
近くにある小学校の体育館での練習ぶりを見学しました。
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夜8:45には女子部、男子部それぞれが人ところに集まり、
短い晩の祈りをし、職員によるボナノッテがあります。
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家庭の問題で傷ついた子供たちが、ここでの生活を通して
立派な社会人として自立していくことができるよう
これからも祈り、応援していきたいと思います。
短い滞在でしたが、いろいろな場所、場面の中に、
カリタスの精神が息づいていることを肌で感じ、
感動のうちに次なる地へと向かいます!

新田原修道院の居間から

今日からしばらく北九州にあるいくつかの
修道院を訪れながらリポートしていきます。

今日は、新田原修道院からお届けします。
新田原修道院は福岡県にあり、近くには
かの有名なカトリック新田原教会があります。
それこそ入会してすぐ新田原の話を何度も
伺ってきましたが、ようやくこの地に来て、
新田原というところの信仰の底力を実感しています。
まずは信徒の多さとその熱心さ! 
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ミサの後には毎回「召命を求める祈り」を声高らかに
唱和します。新田原から多くの司祭、修道者が誕生し
ましたが、その秘訣の一つはここにあると思いました。
見渡す限り田んぼや果物畑が広がるのどかなところ。
内向きになりがちな教会を、主任司祭杉原神父様は
外に開かれた教会作りのために、懸命に耕されたと、
ある信徒の方がお話しくださいました。

ところで、ここ新田原修道院に住んでいるシスターは4名。
教会では香部屋の仕事、日曜学校のスタッフなどをとおして
宣教に励んでいます。すぐ近くに病院やケアハウスなどがあり、
たびたび訪れては病の床にある人たちに語りかけ、ともに祈り、
神様のもとに帰る心の準備を助けています。
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修道院を書道教室や、祈りの集いなどのために定期的に開放し、
地域との交流にも励んでいるようです。修道院の近くの掲示板には
毎月マザーテレサの言葉を掲げ、道行く人々の心のともしびと
なっているようです。
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朝食の準備をするシスターのニッコリ笑顔。
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あたたかく迎えてくださったシスターたちに感謝して
次なる地へと向かいます。

宣教者研修会 in 大分

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今日、亀川修道院で行われていた黙想会が終了し、
引き続き宣教者研修会が行なわれました。

テーマは「家庭の使徒職を考える」。
午前中はモンテッソーリ教育法の第一人者である
相良敦子先生のお話しをじっくりと伺いました。
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わたしたちが使徒職の場で出会うすべての人の背景には
家庭があります。また、様々な機会に子育てに悩む母親
との出会があります。
そういった意味で、教育の教育現場にいないシスターたちも、
モンテの教育法の土台となっているものがなんであるかを
学ぶことは意義があることだとは思っていましたが、
その目指すところがこれほどまでにキリスト教的なもので
あるとはしりませんでした。目からうろこ体験でした。
また、ドン・ボスコの教育法との共通点についても
ディスカッションし、有意義なひと時を過ごしました。
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また、別府教会の李神父様による教会の社会教説の中の「家庭」
の章についてのお話し、そしてそれぞれの修道院、事業所で
行っている貧しく弱い立場にある人々との関わりについての報告会、
最後には管区における宣教活動の課題について共通理解を深めました。
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参加者の中には、事業所の仕事を終え、前晩遅く到着したシスターや
今朝4:00に宮崎を出発し、車で駆けつけたシスターたちもいて
ハードな一日となりましたが、年に一度、各支部の宣教担当が集い、
一人ひとりが宣教者としての自覚と熱意を高め合うことができたことを
神に感謝しました。

平和のための祈りと断食の日

今日は、教皇様の呼び掛けにこたえて、
全世界の人々が祈りと断食をもって世界の平和、
とりわけシリア問題の平和的解決を願い求める日。
ここ亀川の黙想の家では今日から黙想会が始まりますが、
夜7時から夜中の12時まで聖体礼拝が行われます。
東京にいるシスターズもカテドラルで行われるミサに参加し、
夜は礼拝を行います。
私たち一人一人が、とりわけ治世者が、良心に呼び掛けられる
神の声を聞き分け、暴力ではなく対話による解決を求めますように…。

今日から始まる黙想会に筆者が参加するため、
1週間ブログはお休みとなります。ご了承ください。

スモール 田園調布教会でコンサート

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今日は、田園調布教会の初金懇話会にお招きいただき、
スモールクワイアのコンサートを行ってきました。
はじめの一曲目から涙されている方もおられ、
みんな何かしら癒しを必要としているんだと感じました。
音楽を聴いて泣くということはいいことです!

平日とあって集まることができたメンバーはなんとか8名。
しかしながら今日はスペシャルゲストで、「いのち」の
歌を作詞作曲したシスター古木も一緒に参加で勇気百倍。
夢の共演が実現しました。
彼女は「あこがれのスモールクワイアと初めて歌うことができ」
なんておっしゃいましたが(笑)それを言うのはこちらです。
楽しいトークで聴衆を楽しませてくれたシスター古木は、
自身が書かれた「まだ見えなくてもあなたの道は必ずある」
の本をしっかり宣伝。その効果は大で、皆さんお求めくださいました。

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いのちの尊さ、美しさ、愛しさが一人でも多くの方に伝えられる
ようにと願い、書かれたこの本。皆さん、もう読まれましたでしょうか? 

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