マイケル神父様来院
- 2016/09/06 20:02
- カテゴリー:今日の出来事
2016年09月の記事は以下のとおりです。
9月4日に作ったEMの石鹸です。
EMとは、琉球大学農学部の比嘉 照夫教授によって見出された、≪有用な微生物群≫(Effective Microorganisms)という意味で、EMは自然界に存在する人や環境に有益な働きをする微生物たちの集まりです。EMの中には数十種類の働きの異なる微生物が入っています。
EMを土に入れることにより、土の持つ力を十分に発揮させ、植物が健康に育つ環境を作り出します。
当初は土壌改良資材として開発されたEMですが、現在では農畜水産だけでなく水質浄化をはじめとする環境改善や、食品、医療、建築、教育など様々な分野に広がっているのだそうです。
EM石鹸はこのEMと廃油と苛性ソーダが主な原料の石鹸です。廃油を捨てないことで、ごみを減らし、ささやかですが地球の環境を守るように願って石けんにしています。その他に修道院の庭のハーブやバラの花びら木立アロエやアロエべラなど、自然のものを入れて人と環境に優しい石鹸を目指しています。
今日は被造物を大切にする世界祈願日です。
ミサの時も全世界の教会と心を合わせ、被造物つまりこの地球が大切にされるようにお祈りしました。
そして午前中は下井草教会の中・高生の皆さんが
地球と人に優しいEM石鹸づくりにこの修道院を訪問してくださり、 ふさわしい日を有意義に楽しく過ごしことができました。
最初、担当のシスターよりEMと石鹸の作り方と注意すべき点について
説明を受け、4チームに分かれて4種類の石鹸を作りました。
殆どが初めての経験でしたので、最初はおそるおそる、しかし
一生懸命混ぜて、混ぜて全体で40分ほど混ぜて
きれいな石鹸ができました。
参加者全員で。
この石鹸は廃油が原料ですので環境にさらにやさしい石鹸になりました。使用できるのは、一か月後なのでそれを楽しみにひとりひとり牛乳パックに持ち帰りました。
最後は聖堂で世界の平和のため、地震や台風の被災地のため特に本日列聖されたカルカッタの聖テレサの取次ぎを求めてお祈りしました。