神様道中をお守りください。
- 2017/01/18 08:56
- カテゴリー:今日の出来事
2017年01月の記事は以下のとおりです。
今日の福音はマルコの福音書からレビの召命です。
この福音を聴くとローマにあるフランスの教会(聖ルイジ)にある
カラバッジョの絵が浮かんできます。
カラバッジョの絵は光と影が特徴的です。
今日の福音の
「イエスは、再び湖のほとりに出て行かれた。
群衆が皆そばに集まって来たので、イエスは教えられた。
そして通りがかりに、アルファイの子レビが収税所に座っているのを見かけて、「わたしに従いなさい」と言われた。
この部分を表している絵です。
イエスのレビを呼ぶまなざしと指先に強い意志を感じます。
そしてレビは?
説があるそうです。
中央の「私がでですか」と言っている感じの男の人
でもこの人はお金を数えている人をさして「この人ですか?」
と言っているようでもあるという説
私は最初この絵を見た時 下を向いてお金を数えている男だと感じました。
しかしながら、この絵で一番感動したのは
金持ちを呼ぶイエスが裸足であることを説明して頂いたときです。
貧しい人の友であるイエスの本当の姿を感じることができました。
このイエスに呼ばれたから、レビは数えているお金よりも
イエスに従うことを選ぶことができたのだと思います。
今日は午後から調布サレジオ修道院で
サレジオ家族の集まりがありました。
毎年行われている新年の会合です。
日本にあるサレジオ家族8つの団体のそれぞれの昨年の主な出来事や
本年のことなどを分かち合い、そして晩の祈りと聖体賛美式で共に祈る。さらに大切な、共に食卓を囲むことを通して、
親睦を深めることができました。
分かち合いの中で 京都の望洋庵を始められた溝部司教様が
いつも変わらず実行されていたことで
若者たちと関わっておられたということを伺いました。
それは
・一緒においしく食べる
・大勢でも一人ひとりを大切に交わる
・共にみことばをゆっくり読む
・共に過ごした時間を振り返る
そうすれば、また来たくなるもの。
今日の家族の集いの中でも同じようなことが行われたと思います。
ですから、集いの最初と終わりでは参加者の皆さんのお顔の表情や
挨拶の声は親しみが増していたと感じられたのは私だけではない
と思います。
そして、「また頑張りましょう!!」という言葉が自然に出ていました。‘私たちは家族!’とても力強い言葉だと思います。