社会福祉法人カリタスの園

報道資料

カラフルな短冊に願い
奄美空港に七夕飾り
2005/6/26 宮崎日日新聞

子育て中の女性支援
県立看護大とカリタスの園 来月から共同活動
2005/6/26 宮崎日日新聞

 宮崎市の県立看護大育児支援研究グループ(代表・花野典子同大学教授)と、カリタスの園つぼみの寮乳児院(山下志津子施設長)=同市青葉町=は七月九日から、共同で育児支援活動「子育て支援ひまわり広場」を始める。妊娠や育児などで悩む女性を、より専門的に支援するのが狙い。同乳児院を週三日開放し、親子で気軽に訪れやすい場を提供。子育てサークルや講演会を開いて細やかな支援に乗り出す。

 広場の利用者は妊娠、育児中の女性が対象。助産師、看護師、心理士、保育士、保健師の資格を持つ同大学教員や同乳児院の職員ら十三人で運営する。

 週三度、同乳児院を開放し、、遊具などを備え親子で気軽に遊べるスペースを設ける。月一度の子育てサークルや定期的な講演会を開催し、妊娠や育児の様々な相談について専門的な立場から助言する。電話相談も受け付ける。  支援活動は昨年五月、山下施設長が「乳児院の職員たちが経験したノウハウを地域に還元できないか」と、花野教授に相談したのがきっかけ。

 子供の成長過程などを研究している花野教授は、「共同で活動すれば、公務のある平日でも支援活動はできる。乳児院は市街地にあり、多くの親子が訪れるのでは」と、互いの考えが一致し、花野教授の研究として共同で始めることになった。  花野教授は「気軽に普段着で、子供と一緒に遊べる場にしたい」と利用を呼び掛けている。七月九日午後一時半から、同乳児院で第一回講演会を開いて同広場を発足させる。

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カラフルな短冊に願い
奄美空港に七夕飾り
2003/8/5 南海日日新聞

カラフルな短冊に願い 奄美空港に七夕飾り
2003/8/5 南海日日新聞

「家族が健康でいられますように」―。

旧暦七月七日に当たる四日、笠利町の奄美空港ターミナルビル(株) (児玉興洋代表取締役)に大きな七夕飾りがお目見えした。地元の子供たちの協力を得て飾り付けられたもので、色鮮やかな短冊や飾りが観光客らの目を楽しませている。

 地元の空港として親しんでもらおうと今年で三回目。笠利町内の園児や関係者ら約50人が参加したほか、一般客の利用者にも短冊に願いを書き込んでもらい、高さ10メートルの竹4本をきれいに飾り付けた。今年は奄美の日本復帰50周年に合わせ同町と龍郷町の園児も飾り付けに協力し、昨年以上のスケールとなった。

 カラフルな短冊に書き込まれた願いは「サッカーのフォワードになれますように」「お父さんと大きな魚が釣りたいな」「早く結婚できますように」などさまざま。ビル出入り口やロビーなど四ヶ所に設置され、来訪者は短冊に目を通しながら七夕気分を味わっていた。

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健やかな成長願い
笠利町で一足早い『七五三』
2002/11/15 南海日日新聞

健やかな成長願い 笠利町で一足早い『七五三』
2002/11/15 南海日日新聞

◆十五日は子供の健やかな成長を祝う「七五三」。笠利町の大笠カトリック教会では14日、一足早く晴れ着やはかま姿の子供を連れ添った保護者らがわが子の成長を願った。  今年の主役は1996年(平成8年)、98年(同10年)、2000年(同12年)生まれの子供たち。礼拝堂に賛美歌が流れる中、司祭が祈りをささげて子供たちを祝福し、聖水をかけて健やかな成長を祈った。外では千歳あめが入った袋を抱えてはしゃぐ子供の晴れ姿をカメラに収める父母の姿が見られた。

七五三は古来、公家や武家の間で行われていた3歳段女児の「髪置(かみおき)」、5歳児の袴着(はかまぎ)」、7歳児の「紐落(ひもおとし)」が一般にひろがったもの。晴れ着姿で千歳あめを買うようになったのは明治以降だといわれている。

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頑張れ!子育て
病後児保育に取り組む「赤ちゃん広場」
2003/4/12 読売新聞新聞(宮崎)

頑張れ!子育て 病後児保育に取り組む「赤ちゃん広場」
2003/4/12 読売新聞新聞(宮崎)

◆看護師も配置の支援で親も安心

 「病気の子供がまだ本調子ではないけれど、会社は休めない」

 宮崎市の乳児院「つぼみの寮」にある「赤ちゃん広場」は、そんな、親たちを支援している。社会福祉法人カリタスの園の運営で、国の少子化対策「エンゼルプラン」に基づき、病後、病気回復期の子供たちを預かっている。  0歳から9歳までで定員4人。予約制で、毎週月−土曜の午前8時から午後6時まで。体調が悪化してもすぐ対応できるように、職員には看護師も配置。ほかの子に伝染する可能性がある病気の子供のための個室もある。

 料金は一人一日2千円、所得税非課税世帯は1千円、被保護世帯、市民税非課税世帯は無料。山下志津子施設長(51)は「困ったときの頼れる場所として、安心して利用してほしい」と話している。問い合わせは同寮(0985・24・2756)
県内では以下の施設でも病気回復期の子供の保育を実施している。

▽宮崎市小野小児科医院(0985・51・1845)
あゆみ保育園(0985・64・7363)
霧島保育園(0985・29・6151)
▽都城市吉井小児科医院(0986・22・3285)
▽延岡市おやこの森(0982・33・0204)
▽日向市ひよこ保育園(0982・54・5508)
▽清武町かわぐち小児科医院(0985・84・3205)

 ホームページ「九州発」に育児の悩みや子育て体験などを語り合う「子育て井戸端会議」のページを設けています。 アドレスはhttp://kyushu.yomiuri.co.jp/ikuji/frikuji.htm

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健やかな成長願い
笠利町で一足早い『七五三』
2002/11/15 南海日日新聞

健やかな成長願い 笠利町で一足早い『七五三』
2002/11/15 南海日日新聞

◆十五日は子供の健やかな成長を祝う「七五三」。笠利町の大笠カトリック教会では14日、一足早く晴れ着やはかま姿の子供を連れ添った保護者らがわが子の成長を願った。  今年の主役は1996年(平成8年)、98年(同10年)、2000年(同12年)生まれの子供たち。礼拝堂に賛美歌が流れる中、司祭が祈りをささげて子供たちを祝福し、聖水をかけて健やかな成長を祈った。外では千歳あめが入った袋を抱えてはしゃぐ子供の晴れ姿をカメラに収める父母の姿が見られた。

七五三は古来、公家や武家の間で行われていた3歳段女児の「髪置(かみおき)」、5歳児の袴着(はかまぎ)」、7歳児の「紐落(ひもおとし)」が一般にひろがったもの。晴れ着姿で千歳あめを買うようになったのは明治以降だといわれている。

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かわいい鼓笛隊に笑顔
城山介護老人保健施設 園児招き敬老会
2002/09/26 松本市民タイムス

【かわいい鼓笛隊に笑顔】城山介護老人保健施設 園児招き敬老会
2002/09/26 松本市民タイムス

◆松本市蟻が崎の城山介護老人保健施設(藤井忠重施設長)は25日同市元町一のドン・ボスコ保育園(山崎フサエ園長)の園児を招き敬老会をした。鼓笛隊の園児らは、感謝の意を込めて太鼓やけん盤ハーモニカを一生懸命演奏し、入所者は笑顔で拍手を送っていた。

 同園の年長児40人は入所者70人の前にそろいの衣裳で登場した。緊張しながらも童謡 「おじいさま おばあさま」を歌い。運動会で披露したディズニー映画「アラジン」の曲をリズムよく合奏した。指揮者の合図で小太鼓や鉄筋などを力強くたたいたり、カラーガードという大きな旗を左右に振っていた。入所者も「かわいいね」「ありがとう」とうれしそうで、やさしい表情で拍手をしていた。

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原巨人軍春季キャンプ
上原・西山投手、宮崎市の児童養護施設で交流
2002/02/23西部読売新聞

【原巨人軍春季キャンプ】 上原・西山投手、宮崎市の児童養護施設で交流
2002/02/23西部読売新聞

◆ぼくらの寮にエース来た!!
上原、西山両投手が二十一日夕、宮崎市吉村町、児童養護施設「カリタスの園・竹の寮」(村岡雪枝施設長・百二十人)を訪れ、子供たちと交流した。  二人が「いろいろと聞いて下さい」と話すと、次々に質問が飛び出し、「いつから野球を始めたのですか」と、聞かれた上原投手は「幼稚園からやっていました」と答えていた。

この後、サインや握手にも応じ、色紙だけでなく、自分が着ているジャンパーに書いてもらう子供もいた。同園の軟式野球チームで投手の山口次郎君(15)(檍中三年)は「上原投手や西山投手のように、速い球を投げられるようになりたい」と笑顔を見せていた。両投手は「子供たちが喜んでくれてよかった。夢を与えられるようなシーズンにしたい」と活躍を誓っていた。同園への選手の訪問は1977年からほぼ毎年、行われている。

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宮崎県/副知事に優勝報告 九州児童施設バレーでカリタス園チーム
1999/08/27 西日本新聞朝刊

【宮崎県/副知事に優勝報告】 九州児童施設バレーでカリタス園チーム
1999/08/27 西日本新聞朝刊

◆九州地区児童福祉施設球技大会のバレーボール競技(20日、21日・佐賀市)で、県勢として初優勝した宮崎市のカリタスの園竹の寮チームの部員13人が26日、県庁を訪れ、折笠竹千代副知事に優勝を報告した。

同大会は9人制で、高校生4人、中学生5人でチームを構成。九州各県から二チームずつ出場した。昨年は3位 だったカリタスの園竹の寮チームは、雪辱を胸に毎日三時間以上の練習を重ねてきたという。決勝では、持ち味の粘ってつなぐバレーで、鹿児島県の若葉学園を接戦の末下した。 八重尾和子主将(18)は「チームワークの勝

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村山首相がカリタスの園を訪問、参院選応援で宮崎へ
1995/07/11西日本新聞朝刊

【村山首相がカリタスの園を訪問】 参院選応援で宮崎へ
1995/07/11西日本新聞朝刊

◆9日、参院選候補の応援演説に来宮した社会党委員長の村山富市首相は、宮崎市吉村町の養護施設「竹の寮」、乳児院「つぼみの寮」、老人ホーム「松の寮」の三施設が集まる「カリタスの園」を訪問。竹の寮では、玄関まで見送りに来た園児たちが同首相に花束を贈呈 。
首相は「子供たちが元気に笑顔で迎えてくれ印象に残りそうだ。献身的に働いている園の方に接してあらためて感動を覚えた」と話していた。

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見る撮る94 乳児院
 ゼロ歳の共同生活
1994/03/20 東京読売新聞

【見る撮る94】 乳児院 ゼロ歳の共同生活
1994/03/20 東京読売新聞

◆ 窓から暖かな光が差し込んでいる。「おぎゃー、おにゃー」。元気な泣き声で、赤ちゃんが昼寝からの目覚めを知らせる。
 「あーら、なっちゃん、いいお顔ねえ」
保母さんが抱き上げ、話しかける。その顔をじっと見つめる赤ちゃん。ほほ笑みを探し当てると、もう泣きやんでしまう。おむつを替えてもらい、すっかりご機嫌になった。

カリタスの園つぼみの寮乳児院(杉並区井草)の、いつもの昼下がり。

乳児院には、親の病気や入院、仕事、離婚など様々な事情で、親元を離れなければならなかった赤ちゃんが一時的に暮らす。現在、都内に12か所あり、ゼロ歳から3歳くらいまで、約450人の子供が生活している。ここ数年、外国人の親を持つ子供も増えた。最近、乳児院では、「親子育児体験学習」というプログラムが行われている。お母さんも一緒になって二週間ほど通 い、院の生活から子育ての実際を学びとってもらうのが狙い。

育児書通りにはいかない子育て。頼みの父親は仕事に追われ、相談の相手もいない。どうしていいのか分からず、もんもんとしている若い母親は少なくない。そんな母親の悩みを、ベテランの保母が親身に聞いてくれる。「乳児院に来て、気持ちがすっと楽になりました。つまずいた時は、また戻ってきたい」。参加した若いお母さんの感想だ。

うららかな日、聖オディリアホーム乳児院(中野区白鷺)の子供たちと一緒に散歩に出かけた。  「あったかいね。お散歩いいね」。自転車のおばさんが声をかけていく。日差しを見上げると、道端の寒桜がほころんでいた。
(写真・文 鷹見安浩)

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激しく泣く、食事遅い…悩む母親 乳児院の生活で自信回復。『育児プロ』に学ぶ

【激しく泣く、食事遅い…悩む母親】 乳児院の生活で自信回復。『育児プロ』に学ぶ
1993/04/01東京読売新聞朝刊

◆都の「体験学習」好評
育児に悩む母親が、子育てのプロがいる乳児院でじっくり学ぶ東京都の「親の育児体験学習」事業が始まって、半年たった。「うちの子は泣いてばかり」「食事時間が長い」などと“不安”を持つ親が、乳児院の子供や保母にまじって、二週間生活する。その中で自信を取り戻す親も多いという。

乳児院は、親の病気や次子出産、蒸発などで養育できない四歳未満児を、保母と栄養士、看護婦が二十四時間体制で育てる施設。
体験学習は、この高水準の保育機能を利用しようというもの。東京都は昨年10月から、二つの乳児院で、3歳未満の子供を持つ都内の親を対象に、「親の育児体験学習」を始めた。1組ずつ2週間学習する。これまでに23組が体験した。人気が高く、この後も二十組が申し込んでいる。

先月、聖オディリアホーム乳児院(中野区)で体験した練馬区の主婦K子さん(33)は、長女(1つ)の泣き方が激しく、子育てに自信が持てなかった。激しく泣くと、抱いたり、ミルクを与えたり、おむつをチェックした。だが、効果 がないことが多く、あやしているつもりでも、夫に「ぶっている」と指摘され、母親失格と思っていた。実母にも「あなたはそんなに泣かなかった」と言われ不安は増した。 「体験学習」では、一日8時間、同年齢のクラスで遊び、昼食、歯みがき、排せつ、昼寝などを院の子供とともにする。

ほかにも猛烈に泣く子供もいたが、保母が神経質に対応しないのに、K子さんは驚いた。「いろいろなタイプの子がいて、なんとなく気分が悪くて泣くこともあると分かった。初めてわが子がいとおしく思えた」とK子さん。母親も慣れてくると、ほかの子を抱き、食事や排せつの世話をする。
応募した母親は26〜33歳が大半。育児一般を学びたい、子供への接し方や反抗期に扱いが分からないなどが主な応募理由だった。
入江嘉子施設長は「はっきりした悩みより、漠然と不安をかかえる人が多い。『それでいいのよ』と言われただけで解決する人も少なくない」という。

もう一つの、カリタスの園つぼみの寮乳児院(杉並区)でも状況は同じ。「子育てがつらい」という30歳の母親は、ノイローゼ一歩手前。ふとんの上げ下げも苦痛だった。1歳7か月の長男は、食事に時間がかかり、おもちゃを散らかすのが許せず、疲れ切った表情だったが、2週間の学習の“卒業”時には子供の食事時間は短くなり、明るい表情になった。

院には、親をたたいたり、かみついたりする二歳児や少数ながらわが子になじめず虐待一歩手前の母親も来る。担当の牧山美代子さんは「親子の信頼関係が出来ていないなど、深い問題をはらんだ人もいる」という。 都では当分、この体験学習を続ける予定だ。全国乳児福祉協議会の平成三年度の調べでは、全国百十八院のうち延べ十七院で短期体験教室などを開催していたが、いずれも一日だけのものだった。

坂田尭副会長は「親の育児ノイローゼをほうっておくと、本当のノイローゼになることもある。子供は神経質になり、いろいろな問題を引き起こす。それにはある程度長い期間の体験学習が有効な解決法」といい、広がりを期待する。 同協議会では、育児院の従来の機能に加え、一般の母親を対象にした「育児体験教室」や「母親教室」などを盛り込んだ「乳児院地域母子福祉センター構想」をまとめている。

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今どきのママに育児指南、福岡の保健所、保母ら「遊びの学級」。
1992/10/28日本経済新聞朝刊

【今どきのママに育児指南】福岡の保健所、保母ら「遊びの学級」。
1992/10/28日本経済新聞朝刊

◆育児不安を抱える新米ママを応援しようという動きが自治体や市民グループなどに広がり始めている。乳児院の“育児のプロ”がマンツーマンで実践指導するものや先輩ママたちが実用的な育児ノウハウを伝授するものなど、いずれも育児の基礎を教える従来の母親学級より一歩踏み込んでいるのが特徴だ。おばあちゃんのいない“核家族ママ”や近所付き合いのあまりない人、相談相手が身近にいない若い母親が増えていることが背景という。いずれも好評で、こうした育児支援の輪は今後さらに広まりそうだ。

東京都は10月から全国の自治体では初めて、都内二カ所の乳児院で「親の育児体験学習」事業をスタートさせた。親との別居や近隣とのつながりが希薄になる中で、育児の基礎知識を学ぶ保健所の母親学級などだけでは、「実際にどう子供と接したら良いかわからない」という若い母親の声にこたえたという。
3歳未満の子と親が対象で、悩みに応じた個別指導を十日間連続で保母、看護婦らが行う。指定乳児院の一つ、東京都杉並区の「カリタスの園つぼみの寮」(村岡雪枝施設長)には今年度募集定員の倍近い申し込みが寄せられた。

申込者と面接した村岡さんは「しっかり育てているのに『これで良いのですよ』と太鼓判を押してくれる人がいなくて不安になっているお母さんが多い」と孤独な母親像を指摘。  都は「将来は十七カ所の全乳児院で実施したい」と意欲的だ。 福岡県内では、いくつかの保健所が乳幼児健診の機会を利用して子育ての勉強会を開いている。「のびのび学級」「カンガルー学級」といった名称で、保母らが遊びなどを教えている。
県の保健対策課によると、「子育ての方法を教えてほしい」との声が増えているため、個別 に対応している段階だ。

こうした流れを受けて厚生省は来年度から各都道府県、政令指定都市に三カ所ずつ、計百七十七カ所で育児支援に乗り出す。各保育所の主任保母らを「子育て支援コーディネーター」として配置、地域の保育所とも連携して、保育所に通 っていない幼児の育児相談なども受け付ける方針だ。

一方、地域社会の力でこの問題に取り組む市民グループもお目見えしている。 東京都調布市で英会話教室を開いている志田紀子さん(51)は、小学校教師ら五人と育児のノウハウを教える会を作った。その名も「育児カレッジ」。 先月末には初の講演会を実施したほか、会誌も発行。会員はすでに百人近くにのぼる。

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自治体や市民グループ、悩める新米ママ応援
育児ノウハウ、プロから伝授。
1992/10/25日本経済新聞

【自治体や市民グループ、悩める新米ママ応援】
育児ノウハウ、プロから伝授。
1992/10/25日本経済新聞

◆育児不安を抱える新米ママを応援しようという動きが自治体や市民グループなどに広がり始めている。乳児院の“育児のプロ”がマンツーマンで実践指導するものや先輩ママたちが実用的な育児ノウハウを伝授するものなど、いずれも育児の基礎を教える従来の母親学級より一歩踏み込んでいるのが特徴だ。おばあちゃんのいない“核家族ママ”や近所付き合いのあまりない人など、相談相手が身近にいない若い母親が増えていることが背景という。いずれも好評で、こうした育児支援の輪は今後さらに広まりそうだ。

 東京都は十月から全国の自治体では初めて、都内二カ所の乳児院で「親の育児体験学習」事業をスタートさせた。 親との別居や近隣とのつながりが希薄になる中で、育児の基礎知識を学ぶ保健所の母親学級などだけでは、「実際にどう子供と接したら良いかわからない」という若い母親の声にこたえたという。
3歳未満の子と親が対象で、悩みに応じた個別指導を十日間連続で保母、看護婦らが行う。指定乳児院の一つ、東京都杉並区の「カリタスの園つぼみの寮」(村岡雪枝施設長)には今年度募集定員の倍近い申し込みが寄せられた。

 申込者と面接した村岡さんは「しっかり育てているのに『これで良いのですよ』と太鼓判を押してくれる人がいなくて不安になっているお母さんが多い」と孤独な母親像を指摘。生後5カ月の長男と指導を受けた品川区の主婦、横井枝実さん(27)は「多くの子供を見ている専門家に指導してもらうのは大きな恵み」と話す。都は「将来は都内17カ所の全乳児院で実施したい」と意欲的だ。

 こうした流れを受けて厚生省も来年度から各都道府県、政令指定都市に三カ所ずつ、計177カ所で育児支援に乗り出す。各保育所の主任保母らを「子育て支援コーディネーター」として配置、地域の保育所とも連携して、保育所に通 っていない幼児の育児相談なども受け付ける方針だ。

 一方、地域社会の力でこの問題に取り組む市民グループもお目見えしている。 東京都調布市で英会話教室を開いている志田紀子さん(51)は今年四月、仲間の小学校教師ら五人と育児のノウハウを教えるサークルを作った。その名も「育児カレッジ」。これまでに都内、横浜、宇都宮など十カ所で零歳から十歳の子供を持つ会員の母親を集めては「家庭セミナー」と銘打って自らの経験に基づく“育児学”を指導してきた。

先月末には初の講演会を実施したほか、会誌も発行。会員はすでに100人近くにのぼる。7月に入会した東京都足立区の主婦、徳山光子さん(24)は「育児書を読んでも、わからないことばかりだった。参加して他のお母さんたちとの輪も広がったし、自分も将来、次の世代の相談相手になりたい」と明るい笑顔を見せて話していた。

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初の「子育て実技講座」都が10月から実施
若いママさん支援
1992/09/30 東京読売新聞

【初の「子育て実技講座」】都が10月から実施
若いママさん支援
1992/09/30 東京読売新聞

◆ 都は来月から、育児に奮闘中の母親を対象とした“子育て実技の特訓講座”を初めてスタートさせる。
核家族化の進展と近所づきあいの希薄化で、年長者のアドバイスを受ける機会が乏しい若い母親たちを、乳児院のベテラン職員が手取り足取り指導しようという試み。今年度の受け付けは二十五組の親子に限るが、都母子保健課では来年度以降、受け入れ枠を徐々に拡大していく方針。
“特訓講座”の正式名は「親の育児体験学習」。主に、育児ノイローゼにかかりやすいとされる「ゼロ歳児」を抱える母親たちを想定しているが、講座への応募条件は、やや対象を広げ「三歳未満の子供の育児に悩む都内在住の保護者」とする。

講座は十日間。朝から夕方まで、親子いっしょに乳児院で過ごしながら、授乳の仕方、おむつの取り換え方、おふろの入れ方などを勉強。基本的な動作と正しい知識を身につけて、子育てへの自信を取り戻してもらう。
会場は「聖オディリアホーム乳児院」(中野区白鷺、Tel. 3330-1451)と「カリタスの園つぼみの寮乳児院」(杉並区井草、Tel. 3395-0121)の2か所。学習費は無料。受講日は、申し込みの際に協議して決める。申し込みは、各施設へ電話で。

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92春の叙勲・宮崎県下で44人が受章、喜びの声
1992/04/29 西日本新聞朝刊

【92春の叙勲・宮崎県下で44人が受章】喜びの声
1992/04/29 西日本新聞朝刊>

◆春の叙勲が二十九日付で発表された。教育、社会福祉、地方自治などこの道一筋を貫き、地域振興にさまざまな功績のあった人たちが選ばれた。宮崎県下では、勲二等旭日重光章の元衆院議員児玉 末男氏(70)、勲二等瑞宝章の宮崎大学名誉教授長友大氏(73)ら四十四人が受章した。この中から三人の喜びの声を紹介する。 [勲七等宝冠章]樫山キヨエさん

離婚家庭などの子供たちを養育する養護施設「カリタスの園竹の寮」の保母。寮生に「シスターマリナ」と親しまれている。「私は転勤がなく楽だったほう。シスターの仲間たちは外国に行って苦労している人も多いのに心苦しい」と控えめに話す。現在中学生9人、高校生11人の女子を受け持つ。

「子供たちには偉い人間でなく、立派な人間、思いやりのある人間になってほしい」と話す樫山さん。「子供たちが卒業して巣立って行く時が一番うれしいですね。一生子供たちと接していきたい」と母親の目で語った。(宮崎市吉村町)

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