心の教育

ドン・ボスコ教育法



モンテッソーリ教育

モンテッソーリ教育は、イタリアの精神科医・教育者であったマリア・モンテッソーリという(女医)が自分の体験を基に提唱したものです。子どもの「成長したい今」(心の欲求)に合わせた適切な教材(教具)を与える事で、子どもが満足のいく「出来た」を体験させ、心と体と精神をバランスよく成長させることのできるものです。

日常生活の練習=自由の獲得
目的: 運動の教育
  • ≪自立心≫(自分の意思通りに動く体を作る)
  • ≪調整≫(自分の意思をコントロールできる自分になる)
  • ≪管理≫(自分の身の回りの調整・管理が出来る自分になる)
  • 感覚教育
    目的: 感覚(見る・聴く・味わう・匂う・触る)の形成期である幼児期に感覚器官を敏感に成長させると同時に、それらを整理し、秩序づけ、組織化させる、つまり知的な思考活動に先行する内容として必要な≪物の大きさ・量・粗さ・重さ・強さ・熱さ≫などを知覚させること
      :知的教育への出発点となる具体物を通してそれを抽象化(概念化)する=新たな秩序の発見につながる
    知的教育分野
    目的: 具体的な世界を概念化(頭の中で体験を整理し、秩序つけ、組織化する)ことで、見えない世界(抽象的な世界)でも思うように活動できるようになっていく
  • 1. 文化教育:「内面のひらめき」ともいえる新しい秩序を獲得し、外へと大きく開かれる(外の世界に興味を持ち、さらに大きな様々な事象へと発展させる)
  • 2. 算数教育:感覚教育から数の概念が生まれる(教具によって具体化された数)
  • 3. 言語教育:感覚教育から抽象的な言葉の概念が生まれる(豊かな表現力)


  • 宗教観について

     本園は、毎日の保育の中で、お祈りや讃美歌、神様の話などを通して、神様の存在、偉大さ、創られた全ての物に感謝する心、人として生きていくために必要な倫理教育、自分と人を大切にする宗教的情操教育を大切にしています。
    心が健全にしっかりと育つことは、子どもたちがこれからの永い人生を送るために欠かせない、何が善で何が悪か、自分で考え判断しようとする心、大変な時にもくじけない心、物事を前向きに考えられる心、いろんな人と協調出来る心、喜んで人を助ける事の出来る心、自分にも、沢山の人の支え(存在)にも感謝できる心、等を育てるということでもあります。こんな心の豊かな人間になるための基礎作りを、キリスト教的宗教観を使ってお手伝いしたいと考えています。



    エコ保育園

    心の教育のもう一つの特徴として、エコ保育園活動があります。「命を大切にする」という本園の教育目標から発展して、命の危機を様々な立場から考え、地球規模で起こっている現実をしっかり学びながら、今自分たちが出来ることをやっていこうという保育に密着した活動です。
     本園はエコ保育園に認定されて3年目になり、年間を通して自分たちにできる活動をしています。
    エコ保育園とは、宮崎県が勧める地球温暖化防止対策協議会の事業の一つです。更に今年からは「ドンボスコ エコクラブ」に進級??全国エコクラブの一員になりました。どんなことをしているかは、昨年度の報告書・写真をご覧ください。









    エコ保育所推進事業実施申込書




    事業実績報告書

     



    中期(6年間)の目標

    ● お互いを信頼しあう中で、家庭的な雰囲気をつくりだす。
    ● ドン・ボスコの精神を深く学び実践していく。
    ● 子供たちが、生命の尊さを知り、優しい心を持った子供に成長する。
    ● 親との信頼関係を築き、子育て支援を行う。
    ● 全ての人に安心感を与え、地域に信頼され愛される保育園(何でも相談できる雰囲気をつくる)になる。