お世話になっている地域医療の紹介
- 2025/09/12 17:13
こんにちは☺ つぼみの寮の看護師です
乳児院の看護師は、お子さんのお世話に加え、健康管理、予防接種や健診などのスケジュール管理、病院への付き添い、医療機関との連携、等を行っています。
今回は、嘱託医の先生や地域との連携やかかりつけの病院の説明をします。
つぼみの寮の嘱託医の先生は「たむらクリニック」の「多村医師」です。トレードマークはかわいいキャラクターのネクタイです。とても頼りになる子どもにとてもやさしい先生です。
多村医師は、週2回、月曜日と金曜日につぼみの寮の往診に来てくださいます。往診の時には、咳や鼻水などの症状がある子の診察の他に、健診や予防接種もつぼみの寮で行います。往診の日以外でも多村先生の「たむらクリニック」に通院することもあります。多村医師には入所児童の健康管理を担っていただいています。年に2回(夏と冬)に全児童の健診を行い、成長発達に問題はないか、持病の管理に問題はないか、などを診てもらいます。より専門的な診療が必要と判断されたときには、近くの皮膚科、眼科、耳鼻科、整形外科などの地域の医院に通院することもあります。
つぼみの寮の近くには「順天堂大学医学部付属練馬病院」「河北総合病院」という大きな病院があります。より専門的な治療や検査が必要な時には、多村医師に、こちらの病院宛の紹介状を書いてもらい、通院をします。主に、アレルギーの検査や経過観察、頭部の検査、先天性の疾患がある場合や、その他大きな病院で検査治療が必要な疾患などの場合に受診します。順天堂大学病院、河北総合病院の他には、「都立小児総合医療センター」「国立成育医療研修センター」などより専門的な病院での検査、治療を行う場合もあります。
また、子どもの健康管理で大切なのは、保健センターや保健所との連携です。つぼみの寮は杉並区にあるので、つぼみの寮に住民票を置いている子は、管轄の上井草保健センターで予防接種や定期健診などの予診票、受診券を発行してもらいます。その他、児童相談所を通じて、子どもの住民票のある地域の保健センターとの連携を行い、必要な予防接種、健診を滞りなく行えるようにしています。
乳児院の子どもたちは、常に「次に行く場所」のある子どもたちです。つぼみの寮を巣立ち、「次の場所」に行ったときに、子どもたちの健康管理や成長発達の見守り、援助が途切れることのないように、常に次を見据えた対応を行っています。



