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2016年02月の記事は以下のとおりです。

卒業生

今日はエドサ革命の記念日で、今年は30周年ということで
フィリピン全土がお休みとなっています。

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時々ひょこっと韓国グッズを手土産に
一人の卒業生が訪問してきます。

韓国人のスコット君。今、彼はトマス大学の教育学部で
卒業に向けて奮闘しているところです。
今は日本から来る留学生に英語を教えるアルバイトもしているようです。
4月にバンコクで卒業論文の発表をする学生の一人に選出されたといっていました。

いつか本校に教師として戻ってきて欲しいものです。

扶助者聖マリア像 マニラ大聖堂再安置

1922年、サレジオ会がフィリピンに来る前から扶助者聖母の像は
マニラ大聖堂に安置されていました。(サレジオ会は1950年来比)

そして74年前、戦争の破壊からご像を守るため、
他の場所に移動、現在はパラニャーケの
扶助者聖母大聖堂に安置されています。

ドンボスコ生誕200年の記念に、サレジオ会の神父様が
マニラ大司教区のタグレ枢機卿様に、
マニラ大聖堂に扶助者聖母のご像を安置することを提案。
タグレ枢機卿様は快諾され、今回、ドンボスコ卒業生が
準備した新しい扶助者聖マリアのご像が大聖堂内の
小聖堂に安置されました。

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フィリピン中のサレジアン・ファミリーのメンバーが一同に会し
フィリピンの中心ともいえるマニラ大聖堂に
扶助者聖母のご像が戻ってきたという喜びを分かち合いました。

本校からはシスターズと扶助者聖マリアの信心会のメンバーの生徒たちと
参加。2時間前から現地入り。それでももうたくさんの人たちが待ってました。

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小聖堂に安置されたマリア像             大聖年の扉の前で

先住少数民族の兄弟姉妹への支援活動

先住少数民族の兄弟姉妹への支援活動―ミンダナオ島へ行ってきましたー

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カリタスドンボスコスクールでは、今年のドンボスコのお祝い日(創立記念祝いを含めた)は、例年と少し違ったプロジェクトをしました。
バザー、ゲーム、巨大滑り台、飲食物、生徒会主催の夕べの集いなどから上がる収益金を全て、ミンダナオ島の先住少数民族の兄弟姉妹のために寄付すると決めました。ミンダナオ島の先住民族はLumadと大きなグループでは呼ばれています。今回はその中の3つの部族共同体を訪問しました。担当したのは、生徒会副会長と生徒会顧問の教員(本校卒業生)、そしてシスターモニカ浜崎です。
ミンダナオ島に詳しく、Bukidnonという地域出身のFr.Marioが案内して下さいました。
早朝便でマニラからカガヤンデオロ空港に8時に到着し、神父様の家族の車で途中幾つかの場所に立ち寄りながら、5時間あまりのドライブ。3時に山の麓まで来ました。ここが一つ目のミッション。山道を歩くしかないので、岩のゴツゴツした道を子供たちへのビスケットを持って、1時間ほどひたすら歩きました。どこを見ても山、やま。雲がとても近くに見えました。村に着くと、部族の人達が皆で歓迎してくれました。学校はまだ5年 生までしかないのですが、同じ部族の教員がすでに養成されているため、部族特有の文化、習慣などが継承されていました。子供達の教科書や学用品のために寄 付を渡しました。子供達と先生が部族のダンスをしてくれましたが、その意味は、「あなた方を受け入れます。自分達の部族の夢を実現するために、共に歩む人 として」ということだそうで、ダンスの輪に本校教員も入りました。
2つ目のミッションは、車でさらに2時間。8時頃小教区に到着。野菜の苗床、有機農業のための寄付を届けました。丁度私達の到着前日に青年達が収穫をしたばかりで、カボチャ、青菜、トマトなどをいただきました。夕食はご飯と採れた野菜のソテーだけでしたが、新鮮な野菜はとても美味しかったです。
3つ目のミッションは、また別の部族とビサヤ地方の人々が共存しているコミュニティーです。そこでは、川のダムが壊れたままになっているため、生活用水を確保するのに大変苦労していました。そのダムの修復のために寄付を渡しました。ダムが修復されれば、200メートル下へと流れる水路を通り、重力を利用したポンプが働き、水は絶えることなく供給されるはずです。(しかし、飲用水ではないので、まだ問題ですが)人々は手を叩いて喜んでいました。

例年ドンボスコのお祝いの後、収益金はそれぞれのクラスで分けられ、年度末 のお楽しみ会などに使用されていました。今年度からこの様に使用方法を変えた事で、よりたくさんの収益があがり、生徒、教職員はもちろん、保護者、訪問者 にも先住少数民族について意識してもらう機会となりました。
巡っている道中、車の中ではすでに月曜日に朝礼で発表するためのプレゼンテーションの準備を進めました。
朝礼でレポートを聴いた生徒達は、自分達の活動がこの様に人のためになった事をとても嬉しく、誇りに思うと言っていました。これこそ、カリタスボスコニアンの精神です。

学んだ事は、教会の役割は、部族の人達を社会から離すのではなく、共存を目指すこと。先住民族の人達は、"個人的なもの"という感覚はなく、"みんなのもの"という感覚で生きているという事。想像できないくらいエルニーニョがとても顕著で、山奥以外の畑はトウモロコシもサトウキビも殆ど枯れて、何も期待できない様な悲しい状況でした。気候、環境により関心をもつことができました。

直接出かけて、直に人々と関わった3人だけでなく、学校全体で活動を共有できた事に感謝!今回のミッションをガイドして下さったサレジオ会マリオ・バクリッグ神父様に感謝!

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灰の水曜日

今日から四旬節が始まりました。
カトリック国であるフィリピンでは教会はもちろん
学校でも会社でも灰の水曜日のミサが行われます。

なのでこの日街に出ると、
あちこちでおでこに十字の印をつけた人たちが見られます。

本校でも小学生のためと高校生のためにミサがおこなわれました。

幼稚園生にもあとからお祈りのあとに灰をつけてもらいました。

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スポーツ大会

今週1週間かけて教育省主催の地域対抗試合が行われています。
今年初めて本校のサッカーチームは市内大会で勝利し、
それに出場しています。
面白いことに、市内で勝つと、地域対抗では他のチーム(市内の)から
選手を引き抜いて参加することができます。
なので学校としてではなく、市として参加することになります。
でも本校はコーチがゴールキーパーだけを他校から引き抜き、
あとはうちの生徒だけの構成で地域大会に出場することを決めました。

宿泊費や食費、選手のユニフォームも市から配布されます。
これだけ聞くとすごいとお思いになるでしょう。

しかしフィリピン。やっぱりフィリピン。

市が準備した場所ではなく、
試合が行われる大学にある宿泊所にしたところ、
(理由はご想像にお任せ)
試合前日になって、場所変更。車が必要になっても担当者につながらない。
当日の朝になっても試合の時間がわからない。
丁度休みの日だったので、シスターズは朝4時に学校の車を2台持って
宿泊所までいってスタンバイ。
結局朝の11時からの試合とわかり、炎天下で待つこと数時間。
実際始まったのは12時半。
前日のごたごたがひびいたのか、結局試合は負けてしまいました。
で、翌日は大福を差し入れに応援に行きましたが、今度は引き分け。
そして次の日も負け、結局一勝も出来ず、準決勝進出となりませんでした。

親バカっぽいですが、うちの生徒はやはりいい子たちです。
試合を待っている間、他の人たちが捨てていったごみを拾い、
試合中、倒れた相手チームの選手の介抱をし、
押されても、押さず、フェアプレーをしていました。
結果は芳しくありませんでしたが、それも経験。
来週のドンボスコカップ(ドンボスコスクール対抗試合)で
がんばって欲しいです。

GO!カリタス!

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   選手のほとんどの保護者が差し入れと共に応援に参加。
        迫力のある応援で圧倒されました。

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試合に負けて意気消沈

創立記念行事 その2

YES(young environmental services) 青少年環境奉仕のクラブは
きゅうりとニンジンシュースを出店。

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担当の先生は夜遅くまで準備をしていました。
シスターズもお手伝い。
その後は彼もシスターズのおもち作りをお手伝い。
お互い様です。

オラトリオの子供たちも招待しました。
これは高校生によるカテキスタのグループが
子供たちを世話してくれました。

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生徒たちがいろんな問題に視野を広げて
人間的としてキリスト者として成長していって欲しいものです。

第22回 創立記念

時折雨がちらつくことがありましたが、
無事に創立記念行事を終えることが出来ました。
創立記念行事というと日本では少し
堅苦しいイメージがありますが、
ここではフィエスタ“お祭り”で、
催し物や出店があり、たくさんの人でにぎわいます。

今年はいつくしみの特別聖年の呼びかけに応えるためにも
特に環境保全の面から、こうした行事でたくさん排出される
ごみを減らすために、缶やペットボトルを売らないことに決めました。
そして売上金を紛争によって土地を追われているミンダナオ島の少数民族に
寄付する予定です。


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フィールド デモンストレーション
さすが、準備が短くても本番に強いフィリピン人です。

小学6年生でお母さんが病気で亡くなったばかりの女の子が
このフィールドデモに参加していました。
お母さんが亡くなる前に一緒に衣装を選び、その子が
踊るのを楽しみにしていたということでした。

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先日優勝したロボットコンテストでトレーニングを受けた生徒たちが
ロボットの説明やiPadを使用したプログラムの仕方、ロボット操作体験の
コーナーを設けました。
反響がよく、ひっきりなしに家族組みで訪れてくれました。

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日本コーナーで、折り紙体験、iPadで、ひらがな体験、ケン玉チャレンジを設けました。
小さな子供たちがたくさん来て、楽しんでいったようです。

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