卒業の準備
- 2014/03/21 21:19
- カテゴリー:まなざし
昨日と今日、もうすぐ卒業していく高校4年生のために、
半日練成会を行いました。
指導はサレジオ会のブラザーたちです。
練成会の終わりはミサで締めくくり。
高校1年生からの思い出を書いた紙を奉納で捧げました。
そしてドンボスコからの手紙を一人ずつ受け取りました。
宝物として大切にしてほしいです。
ユーザー「_cdbs1」の検索結果は以下のとおりです。
昨日と今日、もうすぐ卒業していく高校4年生のために、
半日練成会を行いました。
指導はサレジオ会のブラザーたちです。
練成会の終わりはミサで締めくくり。
高校1年生からの思い出を書いた紙を奉納で捧げました。
そしてドンボスコからの手紙を一人ずつ受け取りました。
宝物として大切にしてほしいです。
先日3月13日(木)に、アイルランド人のサレジオ会宣教師で40年間フィリピン宣教に携わったクリス・ケネディ神父様の訃報を受けました。
私達としても、神父様が黙想の家にいるときには高校4年生が黙想で、その後近くの神学院にいらした時には1年間でしたが、本校のチャップレンとしてもお世話になりました。
そして昨日17日、アイルランドの保護の聖人、聖パトリックの日にサレジアン・ファミリー主催のミサがマニラで夜7:30に行われ、数名の先生たちと共に参加しました。
管区長様は総会出席のため、いらっしゃいませんでしたが、2人のサレジオ会出身の司教様、多くのサレジオ会員、サレジアンファミリーの会員たちと一般参加者で教会は満杯状態でした。神父様のお顔はドンボスコのようで、とても穏やか、平和に満ちていました。
この後アイルランドに運ばれ埋葬されるそうです。
余談:6名の先生が、夜7:30のミサに参加したのですが、そのうちの2人は、勤務年数が3年未満でFr.クリスを知らない人たちで、なぜわざわざ参加する気になったのだろうかとシスターたちは不思議がっていました。で、後で聞くところによると、この2人は以前、半強制的(?)にセミナーの帰りにBro.ラモンのサレジアンファミリー葬儀ミサに参加し、1人の会員のためにたくさんの司祭が共同司式し、たくさんのサレジアンファミリーのメンバーが祈るミサに非常に感動し、神父になりたいと思うようになったらしいのです。(その前にも思いはあったようですが・・・)このように召命の灯火がどんなきっかけで生まれるのか、「神のなさることはすべて時にかなって美しい」とつくづく思わされた出来事でした。
先日サレジオ会のブラザー・ラモン(74歳)が、夕方自転車で修道院へ帰る途中、突然倒れ、そのまま帰らぬ人となりました。
ブラザーラモンは20数年間パプアニューギニアの宣教に従事したあと、晩年はさまざまな理由で住む家を失った人たちが集うカラアンという場所で、貧しい人たちに奉仕していました。
それまでブラザーはまったく健康で病気もしていなかったので、寝耳に水の出来事だったようです。
4日の夜、サレジアンファミリー主催のミサがドンボスコ・マカティ教会で行われるので、マンダルーヨンの帰りに先生たちも引き連れて参加しました。
先生たちは初めて修道者の死者ミサに参加したので、多くのサレジオ会司祭とサレジアンファミリーメンバーが集い、共に祈る姿に感銘を受けたようです。
去年、創立60周年を祝ったサレジオ会の学校、ドンボスコ・マンダルーヨンは、e-learning(IT技術を用いた授業)のため、iPadを使った授業を試験的に取り入れています。
フィリピンの教科書は分厚くて重いうえに高額なので、iPad一台あれば数年使用でき、キャリーバックで登校する必要もなくなるということで、保護者からもこのことについては賛同を得られているようです。
今日は半年間、その授業の成果を披露するということで、そのe-Learningを準備している私たちも、数名の先生を連れて見学に行きました。
その中でフィリピンで先駆けてそれを取り入れているラサールの元理事長であるブラザーが自校での評価を分かち合ってくださり、大変勉強になりました。
いろいろ課題はありますが、Zジェネレーション(生まれたときから携帯電話やコンピューターガジェットに囲まれて育った世代)の子供たちなので、それを理解しつつも大切なものを失わないようにしていきたいものです。
iPadのアプリでバンド演奏です。ドラム・ギター・ベース・キーボード
今日は、高校4年生18人と3人の先生と共に、
聖ヨゼフの家という身体障害者施設に奉仕活動に行ってきました。
生徒たちは初めてそういう障害を持った方々と接するので、
ショックを受けるのではないかと心配していましたが、
高校4年生らしく落ち着いていて、歌のプレゼント、
食事の介助などをして和やかな雰囲気で過ごしました。
帰りの車の中で生徒たちは、この奉仕活動を通して、
自分たちの置かれた環境がとても恵まれていて、
当たり前のことではないということに気付いたようでした。
こういう機会が今後の彼らの人生の心の糧になってほしいと
祈りながら帰路に着きました。
AREA MEETという近隣の学校による親善試合が2日間行われました。
今回で5回目で本当は聖スコラスティカ学校(女子校)の担当なのですが、設備が足りないという理由で、本校も試合の場所として使用されました。
集まった学校は、近隣有名校ばかり。ラ・サール、ラーニングリンクス、ビーコンスクール(新たに開校されたインターナショナルスクール)、聖スコラスティカ(セントスコ)、AUP(アドベンティストで土曜日は宗教上お休みなので、日曜日のみの参加)と本校カリタスドンボスコの6校。たくさんの保護者も来校し、インターナショナルスクールからもあって、外国人の姿もたくさん見られました。
普段は女子の競技が少ないので、この日のために急遽集められた女子チームでしたが、健闘していました。サッカーは女子も男子(小・高)もチャンピオン、卓球とチェスもチャンピオン、バスケットボールは2位・・・。
ラグーナ地区にある修道会の集まりが、近くのサンセバスチャン大学で行われました。普通の日でしたが、これまでこの類の会合に参加できないことが多くあり(司教館まで車で2時間以上かかるので)、今日はどうにか2人のシスターが部分的に参加しました。
去年の3月に就任したばかりの司教様と教区内の全修道会の初めての会合で、司教様はそれぞれの修道会がそのカリスマに生きながら、このサンパブロ教区を豊かにしていること、小教区で、学校で、黙想の家で、養成の家での働きを通して教区に貢献していることに感謝を表されました。特に学校での教育が果たしている役割の大きさを強調されていました。
小休憩の後は、イエズス会員でアテネオ大学神学部長のジョー神父様の講話がありました。テーマはintrospection "内省、内観"ー奉献生活の定着性についてでした。神父様は志願者に求められる素質を2つ挙げられました。
それは祈りと熟考で、これらの向きがあるかどうかは、とても大切だということでした。また奉献生活の基盤の3つ(召命、カリスマ、教会的)について内省が必要な点を話されました。召命は、自分のアイデンティティー、生活スタイル、使命と使徒職からなり、修道生活は魅力的で喜びの表れであるはずだという点。カリスマについては、公会議文書、聖書から引用して、贈り物であることを話されました。3つ目の教会的というのは、イエスとの人格的出会い、誓願、教会の中で生きることが含まれていました。
最後に教皇フランシスコの回勅喜びの福音からSpirit-filled evangelizers(霊に満たされた福音化する人)となりましょう。そのためには、講話のテーマである内省が必須だということ強調されました。また内省を奉献生活者に合わせて別の言葉で言うと、自分の心の中にイエスの場所をつくること、だと話しを結ばれました。