紅葉寮
今日は、天気予報通りの雪。
あたり一面は真っ白。
朝から、シスターたちは、紅葉寮前の坂道の雪かき。
中庭のマリア様。頭には雪の帽子。この雪での全ての災害から守られますように…。
今日のお昼は選択メニューの日。以下の中からご自分が食べたいものを選んでいただきます。
まずは、グランタン。主食はフレンチトースト、おにぎりの中からさらに選択。
そしてこちらは、海鮮丼。
「家でしか食べたことなかったから嬉しい」「あったかくておいしい」などグラタンを食べた利用者から感想を聞くことができました。海鮮丼も刺身が新鮮でおいしかったようです。どのメニューも普段の食事では、なかなか食べられないため、大好評でした。
今年初めての生け花クラブがありました。
まずは、枝で骨組作り。花材とにらめっこしながら、いいポジションを定めていきます。皆さん真剣です。
入所してから始めた方もいますが、講師の先生が優しく、丁寧に教えてくださり皆さん安心して取り組んでいます。
飾り終わったものは、聖堂や廊下に飾られ、私たちの目を和ませてくれます。
今日は、ここ別府でも初雪がみられました。
写真では見えづらいのですが、雪がパラパラしています。
いつもは、木の向こう側に、扇山がきれい見えるのですが、真っ白で何も見えない状態でした。1日中、雪が降ったり止んだりの繰り返しで寒い1日となりました。そんな中でも利用者は元気に過ごしています。
かるたをしたり、絵を書いたり脳トレをしたり…皆さん好きな活動を楽しんでいます。
かるたでは、利用者のHさんが上手に読み上げていました。皆さん真剣に楽しそうにしていました。
毎年恒例になっていますが、すき焼きの鍋を囲んで新年会を行いました。
施設長の挨拶に続いて、乾杯!!
「みんなで分けて食べたからおいしかった」「味もちょうどよかった」と利用者からは大好評でした。
こちらは、“人間門松”だそうです。
そして最後は、竹太鼓クラブの演奏で盛り上げてくれました。
「写真を撮ってほしいんや」と朝一番に、顔を合わせるなり希望されるOさん。ご自分で育てている観葉植物の花が初めて咲いたんだそうです。
花を咲かせるのは珍しく、難しいのだそうです
中央にみえるのが花。この植物が花を咲かせるとは知りませんでした。通りかかりの利用者にも手招きして、誇らしげに、”初めて咲いた花”を見せている姿もみられました。
昼食時には、互礼会が行われました。
施設長の挨拶の中で、カトリックでは今、「いつくしみの特別聖年」にあたることが説明され、神様のいつくしみに倣い、私たちもお互いを認め、赦し、支え合うようにとの勧めをいただきました。そのための具体的な方法として、笑顔で挨拶を交わすことを努力していくように促されました。
「一月一日」をみんなで歌いました。皆さん、よく声が出て上手でした。昔はよく歌っていたのでしょうか、歌い慣れている感じが伝わってきました。
この1年間の健康と幸せを願って、お屠蘇で乾杯!!
「どうしても友達にお屠蘇を注ぎたい」とのことで、このような微笑ましい光景もみられました。
明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
利用者の皆さんは、多くの方が新年ミサに参加しともに世界の平和と新しい1年も健康で穏やかに過ごすことができるように祈りました。
神父様より、一人一人丁寧に祝福していただき、皆さん嬉しそうでした。
「カレンダーはいつくれるんかえ?」数日前より、利用者からの問い合わせが相次ぎました。そして、今日、待ちに待ったその日。
企業や事業所より頂いた来年のカレンダー。「絵がきれいなのがいい」「字が大きいのがいい」「書き込む場所が広いのがいい」「2か月分あった方がいい」など、それぞれの用途に合わせて選んでいるようです。
皆さん、お目当てのものを手にすることができ、満足そうでした。
お正月の飾りで使う竹を切っているところです。シスターに長さを確認してもらい、手際良く作業する姿がみられました。ちなみに、松も利用者の知人宅からいただくことができ、のこぎりを持って取りに行ってくれました。何かと頼りになる男性利用者です!!