セブンイレブン訪問販売
- 2015/05/20 15:40
- カテゴリー:まなざし
紅葉寮
今日のテーマは「転倒予防」について。
きちんと目が覚めていない起床時に転倒事故が多いことから
今回のテーマは、「朝方の転倒予防」についてです。
起床時、夜間にトイレに起きる時は、急に起き上がらないで
足首を回したり、膝の曲げ伸ばしをし、
ゆっくりと横を向いて、手をついて起き上がること、
立ち上がる時には、首や肩を回し、関節を動かすことで
血圧の変動防止や転倒予防になるそうです。
また、環境整備も大切です。
ベッド周辺に物を置かないようにすること、
必ず履物を履くこと、
頭上より高い物を移動する際は、職員に依頼することをお願いしました。
骨を強くするために、日光浴、ウォーキンング等の運動がいいこともお伝えしました。
意識を高めて頂き、少しでも転倒事故を減らせるようにしていきたいものです。
嘱託医の山本先生より、「アレルギー」についてのお話しがありました。
アレルギーの原因となる物質(アレルゲン)には、
花粉、ダニ、ハウスダスト、食物、薬物などがあり、
私たちの身のまわりには何種類ものアレルゲンがあるそうです。
どのアレルゲンに反応するかは人によって違うそうですが、
ひどい場合には、アナフィラキシーショック(短い時間のうちに全身性にアレルギー症状が出て、命の危険な状態)を起こしてしまうこともあるようです。
もしも、そのような事態が起こった場合、
「エピペン」と薬が役に立つそうです。
これは、自己注射液で、アナフィラキシーがあらわれたときに使用することで、
医師の治療を受けるまでの間、症状の進行を一時的に送らせることができるそうです。
また、食物アレルギーと気管支喘息は合併することが多いようです。
気管支喘息の一次予防(胎児・新生児期)として、以下のことに気をつけるといいそうです。
①禁煙(妊婦及び保護者)
②母乳栄養
③吸入アレルゲンの回避(埃やペット)
④高湿度の家庭環境を避ける
⑤離乳食導入を遅らせる
アレルギーは、身近な疾患のひとつでもあり、その概要を知るよい機会になりました。