受刑者のためのミサが午後2時からありました。
私たちは今年も聖歌隊として参加しました。
通常スモールクワイアの伴奏者のシスターが今日のオルガニスト
まずは、オルガンの音を調節していました。

聖堂でもちょうど共同祈願の準備中。

私たちも少し練習してミサに備えました。
2時2分前に今日の主催者:マザーハウスの五十嵐さんが、会場のみなさんに
お祈りをお願いして東京局大司教様の司式でミサが始まりました。
ミサの意向はまず、“様々な事件の犠牲者のため”
そして“受刑者がよい道を選びなおせることができるように”でした。
ミサは聖書の個所も今日のミサに合わせて特別に選ばれたものでしたので
私たちも心を合わせて祈り聖歌を歌いました。

今日のミサのお話の中で大司教様は、簡単に言いますと以下の通り。
今日本の教会は教皇様の来日を準備しています。
教皇様のお望みは「自分が幸せであれば、それで大丈夫。他の人のことまで
心配することはできない」ではなく、もっと自分からでていくように。
そしてだれも排除することがないように。それが神のみ心です。
このお話を聞いたので最後に歌った、「私をお使いください」の最後の節
「主よ、今日一日 人というだけで、どんな人々も愛するために
私の心をお望みでしたら、今日私のこの心をお使いください」が
特に心に迫っていましたので、心を振り絞って歌いました。
今年は参列の方が少なかったので、もっと多くの方々とお祈りできるように
私たちも努力したいと思いました。
大司教様はミサ後にも死刑廃止についてお話くださいました。
