心と声を合わせて歌いました
- 2017/04/22 09:36
- カテゴリー:今日の出来事
2017年04月の記事は以下のとおりです。
先日から総本部から副総長を初め4名の評議員のシスター方が
管区本部に研修会のために来てくださっていました。
ともに聖週間とご復活を過ごし、
こちらの新管区評議会のために研修会を実施してくださいました。
あっという間の一週間でしたが
今朝、次の開催地韓国に向かって出発いたしました。
主の復活の喜びの中、管区本部の私たちや
周りの修道院のシスター達、修練者、志願者にも声をかけ
励ましてくださいました。
私たちの修道会は80年前に創立されましたので
会員の中には創立者カヴォリ神父から
直接に養成された会員たちもいます。
総本部のシスター方は「このような会員たちが伝えてくれている
会の伝統の香り、創立者の香りを感じる」と喜んでいました。
この‘香り’を大切にしていきたいです。
今 東京の桜は満開です。
こちらの修道院の桜も満開ですが、昨年この木に
多くの虫がついてしまい、込み合った枝など強剪定したので
少しかわいそうな姿をしています。
しかし、大変美しい可憐な桜の花が満開のこの木を見ていると、
未来に向かって頑張っているな~と希望を感じます。
切られても、少々姿は乱れても、躍動を感じます。
今年は少しの花しかつけることはできませんが、
静かに待っている時でしょうか?
主イエスの復活を迎える聖週間の月曜日。
“いのちのよみがえり”を感じる春にピッタリのこの時です。
健気なさくらから
「今は小さくても、弱くても、じっと耐えていれば
いつかたくさんの花を咲かせるよ。」
とメッセージが届きました。
お隣の桜
でもこれは、すべてのものの創造主であり
恵みの与え主である神のみ心ですね。
今日から、キリスト信者にとって特別、最高の時と言われる
聖週間が始まりました。
今日は受難の主日です。または枝の主日とも呼ばれますが
それは、イエスが受難・死・そして復活に際してその前に行った
エルサレムへの入場を記念します。
マタイやマルコの福音書にエルサレムに入るイエスを
人々は枝を切ってきて道に敷いたことに由来しています。
今日のミサではその最初に聖書のその部分を読み、
枝を祝福して頂いて、聖堂に向かう行列があります。
聖書では今日、イエスを歓迎して迎えた人々は
数日後にはイエスを「十字架につけよ」と叫びます。
これが私たちの人間の姿なのですが
それでも神は私たちをひたすらゆるし私たちを救うために
十字架にかかってくださいます。
イエスは2000年前だけではなく、今でも私ひとりひとりのために
十字架にかかってくださいます。
このイエスとは「わたしにとって誰なのか」
「私にとってイエスの十字架・イエスの復活は何なのか」
「イエスは私たちがどのような人間であっても愛してくださっている」
と考えながらこの聖週間を過ごすようにと
昨日ここの修道院にお話にきてくださった
田中神父様も言われていました。
この聖週間に神様の慈しみ深い愛を私たち一人ひとりが
イエスを通して体験することができますように。
本日早朝
こちらの修道院からシスターが
ボリビアサンタクルスへ旅立ちました。
オガールファティマという
小さく、貧しい子どもたちのための乳幼児施設の
修道院で、一年間を過ごす予定です。
この施設では、シスターたちが、職員の方々と共に
現在60余名の乳幼児0歳から6歳までの
両親がいない子供たちや様々な境遇、特に貧困の理由で
入所する子供のために働いています。
こどもたちはこの施設で安心して生活でき、養育、医療、教育を
受けることができるのですが施設の運営は経済的理由も含めて
大変なようです。
優しい笑顔で元気に旅立ったシスターのこれからの活動の上に
そしてボリビアのの子どもたちの上に神様の豊かな祝福と
お恵みをお祈りくださいますようお願い致します。