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2014年09月の記事は以下のとおりです。

聖ヴィンセンシオ・ア・パウロの祝日

9月27日、28日と東京西ブロック院長研修会が
行われ、大阪、千葉、神奈川からも院長たちが
集まり、共同体のアニメーターとしての使命を
遂行するための研修が行われました。

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研修の終わりに、自分の課題として見えてきた
ことを分かち合い、礼拝の中で神に助けを祈り求め
新たな気持ちで各共同体へと帰っていきました。

先日は、本会の保護の聖人である聖ヴィンセンシオ・
ア・パウロの祝日にあたり、ミサの中で記念し、
夕食後アカデミアが行われました。
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パワーポイントで彼の生涯を思い起こし、内容について
の三択クイズ大会が行われましたが、みんな記憶力抜群で、
どのテーブルも全問正解でした(笑)それで勝敗を決める
為のじゃんけんが行われましたが、貧しい者の友である
聖ヴィンセンシオにあやかって、一番負けた人に賞品が
手渡され、思わぬ展開となりました(笑)
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貧しい人々のために生涯をささげた聖人の聖徳に倣い
私達も神の慈しみ深い愛“カリタス”の人となれるよう
日々努めていきたいと思います。

院長研修と秘書研修

9月は研修会の季節。
23、24日は東京東ブロックの院長研修会。
何時もは大人数で会議を行いますが、
今年度初めてのブロック別に行うことに。
講義、語り合い、ワークショップ、ロール
プレーを通して、共同体のアニメーターという
役割を果たしていくための有意義な研修と
なりました。
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時を同じくして、総本部主催の会議が行われ
ていました。韓国、ブラジル、ペルー、そして
日本からそれぞれの管区・準管区の秘書たちが
集まり、学びを深めました。
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歓迎会では即席アカデミアが行われ、お互いに
歌をプレゼントし合いました。
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片言の日本語、片言の韓国語、満面の笑顔と
身振り手振りで言葉を交わしながら、交流を
楽しんだ数日間でした。

同じ精神を共有する姉妹たち。
またいつかどこかで出会えることを願いつつ、
韓国のシスターたちは今朝、出発されました。

食育セミナーとボリビアデー

9月20日から21日にかけて幼保合同研修会が行われました。
幼稚園で働くシスターたちと保育園で働くシスターたちが共に
参加する研修会は確か今回が初めてではないでしょうか? 
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伊藤幸史神父様をお迎えし、「食が家庭を救う!」というタイ
トルで講演いただきました。効率主義、合理主義、消費主義が
蔓延するこの世の中の心の闇の根本は自己肯定感の欠如、そして孤絶感。

「命は大切だ。命は大切に。そんなこと何千、何万回言われるより、
『あなたは大切だ』 誰かがそう言ってくれたら、それだけで生きていける」

という広告が以前ありました。この、「あなたは大切」というメッセージを
最も具体的に伝えられるのが、“日々の食”です。なぜなら食は存在の世話。
食べなければ生きられません。食べるということは体と心に力を与えます。
心に病を抱えている大人の多くは、子供時代に楽しい食卓の団らんを体験
できなかったケース、愛情を込めた食事を食べさせてもらえなかったケース
が多いといいます。幼稚園、保育園に子供を預けてくださっているご家庭に、
食が子供の心と体の形成に大切な位置を占めているという認識を普及させる
ために、私たちに何ができるかをワールドカフェ方式で語り合いました。
最終的に、とても具体的な取り組みが出されました。
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イエス様も、食卓を囲むことを大切にされたんですよね。
食卓は「あなたは大切」ということを伝える最たる場です。

今日スモールクワイアは、カトリック二俣川教会のボリビアデーに参加しました。
年間通してボリビアの活動を支援してくださる皆さんに感謝を伝えるためです。
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共にミサにあずかり、説教の場をお借りして、以前ボリビアで働いたことのある
シスターが、V.チマッチ子供センターのシスターたちからの手紙を代読し、
自身のボリビア体験を熱く語りました。
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ミサ後にはご寄付のお礼に歌のプレゼントをし、その後信徒の皆さんとの
交わりのうちに美味しい昼食をごちそうになりました。教会の中心となって
寄付集めをしてくださったスタッフの皆さんはミサ後の歌を聴けなかった
ということで、場所を移してその方々のために歌を歌わせていただき、
大変喜んでくださいました。
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本当に多くの方々の助けをいただき、私たちは宣教活動を行うことができて
いることを実感します。ありがとうございます!

チャペルの屋根 ビフォーアフター

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ここのところ本部の小さなチャペルの工事をしています。
増築をして建物の隙間にチャペルができたのは30年ほど
前のことでしょうか。屋根がかなり傷み、雨漏りがしはじめ
たことを受け、先日は高圧洗浄機でまずは屋根の清掃。
斜面でバランスをとりながら一日かけて長年の汚れを取り
除いて下さり、以前の赤い屋根がよみがえりました。
なんということでしょう!
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修繕は続きます。

宣教者研修会&宣教フォーラム

9月13日14日にかけて、カリタス会の全支部の
宣教担当者が集い、毎年恒例の宣教者研修会と
宣教フォーラムが開かれました。

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初日は、オーロラカウンセリングセンターの
柳朋子先生に「家族の役割」と題して、基調講演を
していただきました。幼稚園、保育所、学校、乳児院、
養護施設、高齢者施設と様々な事業の中で出会う家庭、
そして、教会で関わる家庭、特に問題を抱え、助けを
必要としている家庭に寄り添っていくことを目指して
お話を伺い、それを受けての分かち合いを行いました。
先生の臨床心理士としての長年の経験に基づく具体的な
お話は、家庭支援のための多くのヒントを与えてくれました。

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二日目は今年初めて行われた宣教フォーラム。
宣教者としての資質を高めるための取り組みとして、
ファシリテーターを仕事とする田坂逸朗氏をお迎えし、
宣教について思うこと、感じること、本当の宣教って?
との問いかけを、ワールドカフェ方式で互いに熱く
語り合いました。
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初めは戸惑いながらも、田坂氏の優れた導きのもと、
だんだんと盛り上がっていきました。とかくこういった
話し合いとなると、自分の力の限界や反省に終始しがち
な私たちですが、最終的に各グループから引き出された
やる気に満ちたキーワードを、先生が大きなクラフト用紙
に次々と描き出してまとめてくださり、その見事さに圧巻!
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それぞれ持ち前の資質、多様性の豊かさを生かし合いながら
宣教していくことの大切さを確認することが出来ました。
どんなに弱く小さくとも、お互いにかけがえのない大切な
存在。違いが豊かさとなって、人々に奉仕していくことの
意味を確信し、喜びに満たされてそれぞれの共同体へと
帰っていきました。

このような恵みを与えてくださった神様に感謝!

Open House

  • 2014/09/08 09:08

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今日はオープンハウスの日で、33名の方が私たちの
修道院を訪れてくださいました。ご近所の集いとして
年に1、2度開催してきましたが、オープンハウスと
改名し、とてもなごやかな雰囲気の中に行われました。

本修道会の紹介、シスターたち手作りのケーキやお饅頭
をいただきながらの歓談、そしてこの日のために結成
されたビッグクワイア!によるミニコンサートが行われ
ました。また、上野教会からのご婦人方が飛び入りで歌を
元気よく歌ってくださり、会場を盛り上げてくださいました。

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そのあと、三々五々、聖堂などの見学にご案内し、
短時間ではありましたが、日ごろの疲れを横において、
共に楽しいひと時を過ごせたことを神様に感謝しました。

新聞に掲載されました

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先日の朝日新聞の「ひと」というコーナーに
シスター古木涼子のことが掲載されました。
本人からこの日掲載されるという情報を入手
していたので、朝明けとともに、近くのコン
ビニに走りました! 少し大げさかな(笑)

記者の方が以前いらして、インタビューは言う
までもなく、写真撮影もかなりの時間を要した
ようで、一つの記事が世に出るまでの大変さを、
今回少し知ることができました。

問い合わせの電話がここ本部に殺到するかも、
と覚悟していましたが(笑)、4件ほどお電話を
いただき、それぞれ感想を述べてくださったり、
「いのち」の入ったCDをお求めになったり、
ある方は今まで背負ってきた自分のいのちの痛みを
涙ながらに分かち合ってくださいました。

これからも彼女の活動を通して、一人でも多くの方が
生きる希望を見出してくれたらと祈る一日でした。

イエスの弟子になる

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ルカによる福音5章1-11節

今日の福音から人がイエスの弟子になっていくプロセスが浮かび上がってくる。
イエスの弟子になっていくというのは、ふさわしい時があるようである。
それは落ち込みの時、闇の中にあるとき。一晩中漁をしても、何も取れなかった
翌朝のシモンの心境もそうである。少し肩を落とし、何もかからなかった網を
洗っていた漁師たちの姿をイエスはしっかりと見ておられた。
今がその時だとでもいうかのように彼らに声をかけられた。
「沖に漕ぎ出して網を降ろし、漁をしなさい」

イエスの弟子になる次のプロセスは、その呼びかけに従ってみることが必要と
される。「お言葉ですから、網を降ろしてみましょう」
その通りにすると、おびただしい魚がかかり、網が破れそうになったとある。
暗く沈んでいただけに、その無償の恵みがどれほどありがたく、畏れ多かった
ことか。

ここで、次のプロセスがある。内的変化、自分の罪の自覚に伴う回心である。
「私から離れてください。私は罪深いものなのです」
思わず口をついて出た言葉だった。

そんなシモンにイエスはとどめの言葉をかけられたと思う。
「私についてきなさい」と。

闇の体験、呼びかけ、従順する姿勢、無償の恵みの体験、回心という段階を
経てイエスの弟子になっていく。それからの3年間が弟子たちの本格的な
学びだったと思う。
神の子となるためには、“まず勉強”という風潮がある。
しかしながら、まずは受け入れられた、恵みを受けた、ゆるされたという
体験があって、それから学びに入っていく。
これが今求められている福音宣教なのかもしれない。

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