今日はボリビア最後の日。友の会の支援の対象である
養護施設オガール・ファティマを訪問。子どもたちが
入り口のところに集合して、歓迎してくれました。
お土産のビスケットを配ると、さっそく美味しそうに
食べていました。

そのあと各部屋を案内していただき、子どもたちが
楽しそうに遊ぶ様子を見ることができました。

何しろ湿気がひどいということで、漆喰で固めた天井が
少し前にくずれ落ちた跡がありました。
とても印象的だったのは、寄付のおかげで昨年からモンテ
ッソーリの教室を設け、子どもたちが喜んで参加している
ということです。もちろん教具はすべて手作り。子ども達
の教育にかける熱意がうかがえました。

オガールの子どもたちは全部で60名ですが、もっと受け入れ
てほしいという要望があるそうです。しかしながら、そのため
の人件費を賄うことができないというお話でした。
オガールの子どもたちが、神様の愛の中で心身ともに健やかに
成長していくことを祈りつつ、次の目的地に移動しました。
連れて行っていただいたところは町の中心街、サンタ・クルスの
カテドラルです。なんと、よりにもよって週に一度の大掃除の時間
にあたっていて、入ることができませんでした!今までずっと
ラッキーなことが続いていたので、良しとしましょう(笑)。
修道院に帰るためにタクシーを拾い(こちらはタクシーがとても安い)、
乗ったのですが、そのタクシーは非常に年季の入ったタクシーで、
右側のバックミラーは無くなっていて、フロントガラスにはひびが入り、
あちこち敗れた車内はビニールテープで修繕されていました。そして
運転手さんが、何かハンドルが思うように操作できないといって、
車を止め、タイヤをチェックしていました。そのあと、ゆっくり
走行し、曲がり角ではカタカタと音がしていたので、一同心の中で
無事に修道院までたどり着くことを祈らずにはいられませんでした。
これもボリビアでの貴重な体験となりました。
今日から高校の校舎のペンキ塗りのための作業が始まるということで、
友の会からペンキ塗りのための資金を支援していただいたこともあり、
作業現場を見に行きました。夏休みの間を利用して、約10週間を
かけて行われます。まずは古いペンキをはがし、やすりをかけ、
校舎内外を塗っていくそうです。暑いのにお疲れ様です!

明日はいよいよ初めての国、ブラジルに移動します。