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2015年04月の記事は以下のとおりです。

「食と家庭」

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4月25日、26日、27日はカリタスの事業所で働く職員対象に
研修会が行われました。社会の変化に伴い多様化する家庭の問題
の具体的改善策として、家庭における食の大切さを見直すためと
いう目的で、一日のプログラムが連日ここで開催されました。

昨年度は修道会会員を対象に行いましたが、やはり各施設での
取り組みを推進していくためには施設全体での共通理解が大切
になるということで対象枠を広げました。今や、一般職員の方は
全国に500名ほどいらっしゃるので、その方たちが交代で参加する
ためには会場を変えつつ、全10回の企画となります。講師の伊藤
幸史神父様もその都度ご足労いただき、本当に感謝です。
近くは東京、神奈川、千葉、遠くは広島、宮崎などから幼稚園、
保育園、乳児院、養護施設、高齢者施設の職員の皆さんがご参加
くださいました。

自己肯定感の低さから自死、自傷、引きこもり、非行、暴力、薬物
依存などに走る子どもたちに「あなたが大切」というメッセージを
伝える最たるものは“存在の世話”である「日々の食」であることを
神父様のお話、いろいろな映像、そして参加者同士の語り合いによって
心から納得することができました。
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確かに、食は私たちの生活の大半を占めます。「食」は体を作り、命を作り、
心を育みます。人を信じ、生きる希望を見出し、人を愛する力をもたらして
くれる根本です。食に対する姿勢が変われば、生活が、職場が、そして
家庭が変わるだろうと思います。

本当に充実した研修会となったことを一日の終わりに祈りのひと時の中で
神に感謝し、それぞれの食に対する決意を携えてお帰りになりました。

ナイトウォーキング巡礼

ドンボスコ生誕200周年記念行事の一つとして、
若者たちによるナイトウォーキング巡礼(夜間歩行
巡礼)が昨日から今日にかけて行われました。

一行はまずはサレジアンシスターズの赤羽根修道院に
集まり、そこで夕食をとり、いくつかのプログラムを
行った後、杉並井草にあるここ、カリタス会の本部を
目指して出発。一方、本部では、若者たちをむかえる
中継地点ということで夕食後、夜食作りに励みました。

そして若者たちが歩いている時間、聖堂で彼らの道中
の無事を願い、聖体の前で熱い祈りが捧げられました。
大体1時半ごろの到着と聞いていたので、今か今かと
待っていましたが、音沙汰なくかなり心配しました。
環八に出たあたりで一報が入り、夜中に花婿を迎えに
出る12人の賢い乙女たちのように(笑)外に出て待機。

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彼らの意気揚々と歩いてくる姿は、なんだか感動もの
でした。きっと疲れ切って到着するだろうとだれもが
思っていましたが、すがすがしく元気そのもの。とは
いうものの、顔で笑って体はかなり消耗していたに
ちがいありません。

嬉しそうに温かいみそ汁とお茶、おにぎりをほおばる
若者たちの姿を見て、若いっていいね~とシスターたち。
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しばしの休息のあと、後ろ髪をひかれつつ、聖体が顕示
されている聖堂へ。そこにはドンボスコの周りに200と
いう文字が形作られていました。
聖体賛美式が行われ、共に祈るひと時を過ごしました。
若者たちの真剣に祈る姿に、神様は温かい眼差しを注がれ
ていたに違いありません。シスター達は言うまでもなく!
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その後、イエスのカリタス修道女会の簡単な紹介が修練
志願者やノビス、今年の12月に終生誓願を立てる訓練者
たちによって行われました。そして祭壇を囲みみんなで
記念撮影。
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準備を整え、いよいよ再出発。今度は調布教会を目指します。
ここからは、カリタス会の若者たちも加わるということで、
玄関で円陣を組んで気合を入れました。
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約3時間半の長き道のりを前に、若者たちを奮い立たせる
サレジオ会員達のアニメーターとしての姿に、なんだか
感銘を受けたひと時でもありました。

この巡礼の体験が若者たちの心の中にしっかりと刻まれ、
人間としての、そしてキリスト者としての成長に繋がり
ますようにと祈りつつ、最後まで見送りました。
以上、レポートをお届けしました!

シスター古木、トークイベントに参加

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昨晩、渋谷駅から徒歩7分の所にある「Cross roads」
というお店で、シスター古木涼子と中川五郎さんの
トークライブイベントが行われました。奈良少年刑務
所詩集を作るきっかけとなった末森英機さんから依頼
され、宣教のためということでお引き受けした次第です。
どちらも作詞・作曲をし、歌をこよなく愛するお二人で、
“歌と出逢って”というテーマでのトークでした。
定員20名ということで参加人数はそれほど多くなく、
こじんまりとしたアットホームなイベントでした。
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はじめ末森さんのナビゲーションでそれぞれの音楽
観が語られ、被災地での体験なども話されました。
その後、シスター古木のトークと歌が披露され、
続いて五郎さんのトークと歌が披露されました。
シスター古木は完全な素人ながら、場数を踏んで
馴れてきたこともあり、プロ並みのトークライブを
展開してました!五郎さんのほうは、小さな空間の
中でもピョンピョン飛びながら120%の情熱を傾け
て歌われる誠実さとパワーには脱帽でした。
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それにしても、そこに集った仲間たちは、被災者、
受刑者支援にかかわる人たちで、彼らの心の優しさ、
弱者を思う心根に感動して帰ってきました。いつか、
奈良少年刑務所の子供たちのところで、ジョイント
コンサートが出来たら、と願う今日この頃です。

イエスのカリタス友の会 感謝の集い

  • 2015/04/20 10:31

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昨日は、イエスのカリタス友の会感謝の集いが
大分県別府市にある亀川修道院で開催されました。
中庭で行うことをだれもが夢見ていましたが!潔く聖堂で行う
ことに決定し、今思えばそのほうがよかったと思います。
一列5人掛けというかなり狭苦しい環境となってしまいましたが、
やはり聖堂は神様の家です。ご聖体のイエス様がそば近く見守って
下さる中、心が一つにまとまって、素晴らしい集いとなりました。

遠くは長崎、宮崎、福岡から、近くは別府教会や大分教会の方々も
大勢いらしてくださり、それはそれは賑やかな午後となりました。
午後1時にスタートし、第一部は友の会の紹介と活動報告が行われ
ました。休憩を挟んで、第二部はメインイベントであるシスター
古木涼子の歌とお話が、スモールクワイアのメンバーの参加のもと
行われました。シスター古木の鈴の音のような澄み切った歌声が
聖堂に響き、いのちに対する思いや、作曲やメールのやり取りなどを
通して広がった宣教活動に関するお話しは参加者の心に癒しと力、
希望を与えるものとなりました。最後の2曲「わたしをお使いください」
と「Maria vogliamo amarti」は会場の皆さんにも協力していただき
ながら歌ったのですが、歌をこよなく愛される方々だからでしょうか、
スモールのCDを聞きなれておられるのでしょうか、ミニ練習をした
だけですぐにぴったりと息が合い、たいへん盛り上がりました!
第三部の懇親会では、亀川修道院のシスターたちの手作りケーキを
召し上がっていただきました。
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シスター古木の一時帰国に合わせて友の会が企画したものでしたが、
友の会の存在と活動を知っていただく貴重な機会となりましたし、
思いがけない多くの出会い、再会もあり、喜びに溢れた集いとなった
ことを神様に感謝しました。音響システムのため門司天使育児園から
いらしてくださったシスター古木のお兄様はもくもくと陰の奉仕をして
下さいました。ありがとうございました!

亀川でコンサートの準備・リハーサル

  • 2015/04/19 00:06

19日のイベントのために亀川に移動してきました。
到着するや否や、準備開始。中庭で行う予定でしたので、
晴れることをひたすら願っていましたが、どうも無理そう
です。今日はこんなに晴れていたのに…。
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聖堂で行うことに決定しましたが、100人もの人が聖堂に
入ったらギューギュー詰め。それで、本当は本番にいらし
ていただくことになっていた別府修道院のシスターズと
紅葉寮の利用者さんたちに、今晩中庭でリハーサルとして
コンサートをするので、いらっしゃいませんかと声をかけ
ると、快くご協力くださいました。おかげでそれほど寒く
なく、すっかり日が落ちて歌姫たちの顔はほとんど見えない
ものの、ローソクの光が生え、ライトアップで素敵に見える
会場となりました。音響も非常によく、シスター古木のお話
とスモールクワイアの歌声に聞き入っておられました。
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途中、雨がぽつぽつと降り始め、誰もが心の中で叫びました。
「神様、雨を止めてください!」傘まで準備しに行きましたが、
なんと雨はすぐにやみ、雲の切れ目から星までが見えました。

さて、明日はどのような出会いがあるのでしょうか。
神様の祝福に満ちた集いとなりますように…。

イベントの準備にいそしむ

シスター古木が先日ローマから帰国し、
いよいよ日曜日は大分で、スモール
クワイアとコラボのコンサート。
今日はパンプレットを作りました。
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その横では召命司牧担当のシスター小瀬良が
せっせとポスター発送の準備。そうです。
今年もカリタスサマースクール(通称CSS)
の準備が始まったのであります!
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ポスターの仕上がりに満足した表情と、
夏に向けての気合が十分伝わってきますね。

下井草教会で友の会バザー

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先日、友の会のバザーが下井草教会で開催されました。
ずっと曇り空が続いていた中でのバザー日和!
神様のいつくしみの心を感じずにはいられませんでした。

7時ミサも9時半ミサも大勢の方が参加され、バザーにも
皆さん立ち寄って下さり、おかげさまで大盛況でした。
多くの方の善意で送られてきた物品の数々。店じまいを
するからと、とてもモノのいい傘や帽子、子供服などの
ご提供もあり、本当にありがたい限りでした。
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輝く太陽のもと、桜の花びらの絨毯の上で行われた
今回のバザー。今年度も海外で働く宣教女たちの活動を
支えるため、頑張っていこうと決意を新たにした日と
なりました。

主はまことに復活された アレルヤ!

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主の復活の喜びを申し上げます。
東京の空は曇り空でぱっとしませんが
私たちの心はぱっとしています。
それはキリストの復活を祝っているから。
空っぽの墓を後にし、「世の終わりまで
あなたがと共にいる」と約束して下さった
キリストの言葉が響いてきます。

昨夜は復活徹夜祭のミサを下井草教会で
祈ってきました。とてもよく準備が
なされた典礼で、たくさんの子どもたち
が祭壇上で奉仕する姿はとても微笑ましい
ものでした。

全世界で復活祭が盛大に祝われている
ことでしょう。戦争や紛争、災害などで
悲しみの中にある人々の上にも、キリスト
が約束して下さった 十字架の向こうに差す
希望の光が注がれますようにと祈りつつ…。

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聖なる三日間

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カトリック教会では昨日から聖なる三日間が始まりました。
昨夜は所属している下井草教会の聖木曜日の典礼に参加し
ました。主が引き渡される夜、弟子たちと最後の晩餐を行っ
たことを記念するミサで、キリストが弟子たちの足を洗った
ように、司祭が信徒の足を洗う洗足式がどの教会でも行われ
ます。
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まったく水知らぬ人の足なら洗えるかもしれません。
でも、自分の身近な人、しかも自分を裏切るとわかっている
人の足を、果たして洗えるでしょうか。イエスの計り知れない
謙虚さが心に沁みてきました。私たちもイエスがしたように、
自分を捨て、どんな人の足をも洗うよう身をもって教えられた
のかもしれません。

今日は聖金曜日。キリストが十字架につけられた頃だとされる
時間帯に、多くの教会や修道院では十字架の道行きの祈りが
行われます。私たちの修道院では午後3時から行われました。
イエスの母マリアの悲しみに心を合わせて行う道行です。
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罪を犯す以外は私たちの弱さ、痛み、限界をすべて身に負って
下さった神の子イエス。相手がどんな人であろうと愛し、しかも
報いを求めない。自分は死んで相手を生かす愛。このような神の
愛を、少しでも倣っていくことができますように…。

新年度スタート

今日から新年度。
どうぞよろしくお願いします。
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エイプリルフールということで、
実践する機会を伺っているうちに
一日過ぎ去ってしまいました(笑)

今年度も真っ直ぐな気持ちで歩んでいきましょう!

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