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2020年09月の記事は以下のとおりです。

使徒マタイの祝日

  • 2020/09/21 12:24

今日はイエスの12使徒のひとりである福音史家聖マタイの祝日です。

聖マタイが使徒となるようイエスに呼ばれた様子を表す絵は

ローマのサン・ルイジ・デイ・フランチェージ教会の前方にあります。

vocazione.jpg

絵をよく見るとわかりますが聖マタイはイエスに呼ばれたとき

収税人でした。

2020921matteo2.jpg

カラバッジョが描いたこの絵の中でも

お金を数えている人がマタイだと言われています。

 

2020921mateo.jpg

 

この絵の右側にはもう一枚 同じくカラバッジョが描いた

福音を書く聖マタイの絵があります。

921matthew.jpg

イエスに出会うお恵みによって収税人レヴィ(マタイ)は

イエスの福音を告げる者へと変えられたのですね。

 

年間第25主日のミサ

  • 2020/09/19 14:54

年間第25主日のミサの福音は

マタイの20章の“ぶどう園の労働者のたとえ”です。20200917.jpg

 

前半だけ読んでみても、ブドウ園の主人の並外れた寛大さがわかります。

 

 「ある家の主人が、ぶどう園で働く労働者を雇うために、

夜明けに出かけて行った。

主人は、一日につき一デナリオンの約束で、労働者をぶどう園に送った。

また、九時ごろ行ってみると、

何もしないで広場に立っている人々がいたので、

『あなたたちもぶどう園に行きなさい。ふさわしい賃金を払ってやろう』

 

主人は、十二時ごろ三時ごろにまた出て行き、同じようにした。

五時ごろにも行ってみると、ほかの人々が立っていたので、

『なぜ、何もしないで一日中ここに立っているのか』と尋ねると、

彼らは、『だれも雇ってくれないのです』と言った。

主人は彼らに、『あなたたちもぶどう園に行きなさい』と言った。

 

“主人は一体何回人を雇いに行くんだろう”と思います。

そして、朝早くから働いた人、9時ごろから、正午から…

夕方から働いたすべての人に

約束した1デナリオンを賃金として払います。

 

何時から働いた労働者に焦点を合わせることでこの福音の受け取り方が

変わってきますね。

主人に焦点を合わせると、

すべての人を救いたい神様のみ心が見えてきます。

2020919.jpg

 

それでは、ミサでともに祈りましょう。

https://www.youtube.com/watch?v=Ziu3VFgxdQQ 

 

故ヨゼフ・チェノットゥ大司教様の追悼ミサ

  • 2020/09/17 09:46

今日 9月17日 午後2時より

東京カテドラル聖マリア大聖堂で

故ヨゼフ・チェノットゥ大司教様の追悼ミサが執り行われます。

以下から参加できますので、

ご一緒に大司教様の永遠の安息をお祈りいたしましょう。

 

https://www.youtube.com/watch?v=Yzwc12TiXfU&feature=youtu.be

駐日教皇大使ジョセフ・チェノットゥ大司教様が逝去されました。

  • 2020/09/09 11:12

2020年9月8日(火)午前1時29分

駐日教皇大使ジョセフ・チェノットゥ大司教様が

入院先の東京・聖母病院にて逝去されたそうです。

今朝のミサでこちらの修道院も大司教様の永遠の安息を

お祈りいたしました。

9年間日本の大使としてご尽力くださいました。

奉献者のミサや「みちあゆ」(若い奉献者たちの集い)、

受刑者のためのミサなど、そして昨年の教皇様の来日の時の

ご様子が偲ばれます。

(世界奉献者の日のミサで)

houken1.jpg

houken7.jpg

チェノットゥ大司教様の経歴は下の中央協議会のサイトから

ご覧になれます。

https://www.cbcj.catholic.jp/2020/09/08/21165/

大司教様の永遠の安息をお祈りください。

被造物を大切にする世界祈願日

  • 2020/09/06 17:16

今日のこちらの修道院のミサで

被造物を大切にする世界祈願日を意識してミサに参加しました。

202009062.jpg

今日はミサや今日のお祈りの時に意識できるように

祭壇の前にパネルを掲げています。

20200906.jpg

10月4日までが「すべてのいのちを守るための月間」ですので

下のお祈りを唱え、すべてのいのちが守られるように願っていきましょう。

今は特に台風10号によって多くの方が守られるように

お祈りしてまいりましょう。

よろしくお願いいたします。

 

すべてのいのちを守るためのキリスト者の祈り

 

宇宙万物の造り主である神よ、

あなたはお造りになったすべてのものを

ご自分の優しさで包んでくださいます。

 

わたしたちが傷つけてしまった地球と、

この世界で見捨てられ、忘れ去られた人々の叫びに

気づくことができるよう、

一人ひとりの心を照らしてください。

 

無関心を遠ざけ、

貧しい人や弱い人を支え、

ともに暮らす家である地球を大切にできるよう、

わたしたちの役割を示してください。

 

すべてのいのちを守るため、

よりよい未来をひらくために、

聖霊の力と光でわたしたちをとらえ、

あなたの愛の道具として遣わしてください。

 

すべての被造物とともに

あなたを賛美することができますように。

 

わたしたちの主イエス・キリストによって。

アーメン。

(2020年5月8日 日本カトリック司教協議会認可)

年間第23主日のミサ

  • 2020/09/05 11:42

年間第23主日の福音の終わりは

「二人または三人がわたしの名によって集まるところには、

わたしもその中にいるのである。」

で結ばれています。

ミサは特にこの福音のみことばを意識できると思います。

しかし、今は“コロナ”のために

そうできない方も多くおられますから、

今日も動画配信ミサに参加させていただいてきますので

主日のミサに預かることができない皆様下のURLより参加してくださいね。

https://www.youtube.com/watch?v=hkoqNIYGZGc

心を合わせ、新型コロナウイルスの収束や台風10号から、守られるため、

地球のため、貧しい方のためお祈りしています。

 

 

9月の最初の主日は被造物を大切にする世界祈願日です

  • 2020/09/05 11:01

今私たちは

2020年5月24日から2021年5月24日までの「ラウダート・シ特別年」

そして9月1日から10月4日までの「すべてのいのちを守るための月間」

そして9月の第一主日は「被造物を大切にする世界祈願日」という

時を過ごしています。

eco1dpi.jpg

これは教皇フランシスコの呼びかけ

「地球の叫びと貧しい人々の叫びはこれ以上待つことはできません」

がその基本になっています。

特に「すべてのいのちを守るための月間」は正教会ではすでに

1989年からおこなわれていたものですが、今年から

日本の司教団はが教皇フランシスコ訪日に発信されたメッセージに

応えるために呼びかけたもののようです。

 

具体的な取り組みとして以下のことが勧められています。

毎年9月第一日曜日(被造物を大切にする世界祈願日)に、

全国で一斉に祈り、各共同体単位で具体的な行動を起こす。

期間中、「すべてのいのちを守るためのキリスト者の祈り」

(2020年5月8日 日本カトリック司教協議会認可)を唱える。

地球環境の実態について学習し、エコロジー教育を推進する。

活動例

① 資源の消費・浪費・廃棄量の削減(水・電気・食料など)

② 化学物質を含む洗剤やプラスチック製品など、

環境汚染物質の不使用、使用量の削減

③ 美化活動(海浜、里地里山、街中など、身近な場所のゴミ拾い・清掃)

 seisoukasari.jpg

(保育園の子どもたちと海辺の清掃)

今、スーパー台風10号を前にして、地球の環境を守るために

明日だけではなくこの期間にできることを

一つでも実行できたらいいですね。

 

 

 

 

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