修道会の交わりの時 秋
- 2016/10/30 20:30
- カテゴリー:今日の出来事
2016年10月の記事は以下のとおりです。
本日 10月4日はアシッジの聖フランシスコを祝う日です。
日本ではこの8月に「LAUDATO SI’」が訳されましたが、
このタイトルは聖フランシスコの “太陽の賛歌”とも言われている
次の祈りがもとになっています。
「 たたえられよ 我が主、我が主、
あなたから造られたもの
わけても 貴き兄弟 太陽によって。
彼は昼を造り、
主は 彼により 我らを照らす。
彼は大いなる光によって
美しく照り輝き、
いと高き あなたの
み姿を映す。
たたえられよ 我が主、
姉妹なる月と あまたの星によって。
あなたは それを 大空にちりばめ
美しく 貴く きらめかす。
たたえられよ 我が主、
兄弟なる風 大気や雲
さま変わる 天の事象によって。
あなたは それにより
造られた すべてを支えられる。
たたえられよ 我が主、
姉妹なる水によって。
それは 皆を生かし、
おごることなく 貴く
また清らかに澄む。
たたえられよ我が主、
あなたは 兄弟なる火によって
夜の闇を照らす。
彼は美しく 心地よく
たくましく カあふれる。」 (ラウダート・シ N.87)
聖フランシスコが生まれたアシッジの町は今でもうつくしい町です。聖フランシスコがこの祈りをささげた理由がわかる気がします。
10月はカトリック教会では伝統的に“ロザリオの月”として
聖母マリアへの祈りを通して
イエスの生涯を黙想するこの祈りに励みます。
私たちの事業所でも子どもたち、保護者、利用者の方、職員さんも
一緒にこのお祈りをお捧げしています。
また、私たちの創立者アントニオ・カヴォリ神父様は
次のように教えています。
「
ロザリオは愛の祈りです。
私たちはアヴェマリアと唱えてマリア様に愛を表明しています。
こうしてロザリオを唱えるとき、
知らず知らずのうちにイエズス様に近づき
みに照らされていくのです。
知恵をもって祈るよりも愛をもって祈るように努めましょう。」
今月、世界中で多くのロザリオのお祈りが捧げられることでしょう。
特に世界の平和のためにお祈りしましょう。
ちなみに先日「ごんちゃご巡礼」の時に参加者は
五島列島の「ロザリーマリア」で
ロザリオ作りの体験をすることができました。
手作りのロザリオで祈れるのは素晴らしいですし、、
祈りによってロザリオはさらに輝きを放ってくれることでしょう。
今日は幼きイエスの聖テレジアのお祝いの日です。
今日この日は私たちの総長シスターテレジア古木の
霊名のお祝いの日でもあります。
朝のミサではポーランドから来られていたお客様も共に
そして聖テレジアを保護者としている志願者たちのためにも
心を合わせて祈りました。
閉祭に歌ったのは
チマッチ神父作曲の「聖テレジア」です。
歌詞を一番だけご紹介します。
「あ 神の喜び 聖テレジア
すべてを神の愛にゆだね 微笑みの陰で苦しみ
教会の中で 心となって生きる
すべて ちいさいものを呼ぶ 神の招きにこたえ
心をひらき 空の手で 愛なる神に飛び行く
忘れられ 打ち砕かれた 貧しい砂の一粒」
この歌詞にぴったりのうつくしいメロディーです。