1月21日は聖女アグネスを記念します。

聖女アグネスはローマの今のナボナ広場で殉教したとされ、

そこに聖女を記念した聖堂が建てられています。

聖堂の中には聖女アグネスの像がありますが、

足元には彼女の拷問の一つであった火刑を思わせる

火を見ることができます。

 

 

聖女アグネスは、3世紀頃ローマの名門の家に生まれたようです。

その頃は、キリスト教にとっては迫害時代であったため、

聖女アグネスも多くの信徒たちが信仰を守り殉教してゆくことを

知っていたようで、富や名声よりも

キリストに従うことを望んでいたようです。

 

美しいアグネスには多くの縁談があったようですが、

断られた人から、キリストを信じていることを

訴えられて殉教したと言われています。

この時聖女アグネスは13歳だったそうです。

 

日本でも日本26聖人殉教者の中に

12歳の聖ルドビコ茨木がいますが、

少年・少女にこれほどの強い信仰のお恵みをお与えになり、

自分にとって一番大事なことを選ぶことができた聖女・聖人に、

私たちも大事なことを選ぶことができる恵みと

それを実現できる恵みをお祈りしたいと思います。

 

 

聖女アグネスの聖堂の前にある「4大河の噴水」