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2013年01月の記事は以下のとおりです。

イエスのデビュー

ルカ4章14-22a節

今日の福音は俗っぽく言うと、ある意味イエスのデビューの情景が描かれていると言えるかもしれない。何か、息をのむ情景が目に浮かぶ。イエスはユダヤ教徒として小さいころから会堂に通っていただろう。そして、この日朗読するようにと手渡された巻物は、救い主の到来を預言した箇所であった。すでにその評判が広がり人々からの尊敬を受けていたイエス。この人がもしかしたら、待ち望んでいたメシア(救い主)かもしれない!と思っていた人々は、イエスがこの預言のことばについて何とコメントするかを固唾をのんで見守っていたのだろう。「この聖書の言葉は、今日、あなた方が耳にしたとき、実現した」。これを聞いて、会堂内はどよめいたのだろうか。それとも、波打ったように静まり返っただろうか…。

この宣言のあとイエスは3年間、実にこの預言どおり、多くの人の病を癒し、罪の重荷、心の重荷から解放したのであった。帝国ローマから解放するという輝かしいメシア像を抱いていた人々が、その期待を打ち砕かれてイエスを死に渡すまでの3年間だった。

ようこそ、日本へ!

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今日は、ローマから私たちの総長シスター志村が来日しました。お疲れの様子も見せず、成田で出迎えたシスターたちにいつものニコニコ笑顔でご挨拶。訪問の拠点となるここ管区本部のシスターたちとも再会を喜び、まずは聖堂のイエス様のもとへ。これから3月にかけて行われる各支部への訪問が、神様の導きのもと充実したものとなりますよう、ともに祈りました。時差ぼけから早く解放されることを願いつつ…。
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スモールクワイアの練習開始

年が明けて初めての練習がありました。
クリスマスコンサートのシーズンは
しょっちゅう顔を合わせていましたが、
なんだか今日は久しぶりな感じでした。


今日からまじめに練習がスタートしたのは、
ほかでもなく今度の日曜日に行われる
カトリック多摩教会でのコンサートのためであります! 
私たちの歌を通して一人でも多くの人が神様の愛に
触れることができるよう頑張りたいと思います。

暗闇に住む民は大きな光を見、死の陰の地に住む者に光が射し込んだ

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昨日まで、幼子だったイエスの姿を黙想してきたが、今日は成人し、公の場で神の子としての活動を始められたイエスの姿が描かれている。30歳ごろのことと言われている。イエスの活動の場は、エルサレムのような輝かしい都から遠く離れたガリラヤ湖周辺であった。「暗闇」とか「死の影の地」という言葉に表わされる、どちらかというと人々から見下されたような地だった。そこからイエスは出発する。歩き、教えを述べ伝え、人々の病をいやし続けた。医者にかかるお金もなく、長く患い、あきらめの中に生きてきた人々に光が差し込んだ。

30年間、人として普通の生活を送られたイエスは、人々の喜び、悲しみ、苦悩を体験されたからこそ、まずガリラヤをくまなく回られたのだろう。神のいつくしみが、人となって生まれたイエスを通して世に現わされた。人々が何世紀にもわたって待ち望んでいた救い主の到来だった。

総長シスターアポリナリスの霊名日

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今日は、私たちの修道会の総長シスターアポリナリス志村のご霊名のお祝いの日でした。日本はもう一日の終わりに差しかかってますが、8時間の時差のあるローマの総本部では、今お祝いの真っ最中でしょう。15カ国に広がる1000人の娘たちのお母さんです。いろいろな気苦労があることと思います。今日は朝のミサから、すべての会員が総長様の健康と意向のために心をこめてお祈りしたに違いありません。もうすぐ日本に来日です。総長様、その時にはこちらで一緒に祝いましょう!

新年会に行ってきました

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私たちにとって新年会とは、年の初めに毎年東京教区修道女連盟の主催する研修会です。はじめにイグナチオ教会の主聖堂で岡田大司教様司式によるミサがあり、スモールクワイアは聖歌奉仕をさせていただきました。上から眺める聖堂には、おびただしいシスターたちによって満たされ、圧巻でした。

ヨゼフホールに移動して、午前と午後にわけて中川神父様が「これからの修道生活」と題してお話し下さいましたが、非常に内容が深く、ご自身のエピソードを盛り込みながらのわかりやすいお話をしてくださいました。
社会から「遊離」することなく、けれども今の世を特徴づけている消費主義、相対主義から「離脱」しながら、キリストに徹底的に懸けて生きて行きたいとの熱意をよびさまされたような気がします。年の初めに霊的なお弁当をたっぷりいただいて帰ってきました。また、こういったときにしか会うことのない他の修道会のシスターたちとの再会を喜び合った一日でした。神に感謝。
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イエスの住んでいるところにとどまる、それで十分

ヨハネによる福音1章35節ー42節

今日の福音は、一見少々物足りないというか、
消化不良を起こしそうになる。
イエスの泊っておられるところに行った彼らが、
いったい何をしたかがまったく書かれていない。
どんなことをイエスと語り合ったのだろうか。
イエスと一緒に祈ったりしたのだろうか。
時間からして、おそらく夕食をともにしたに違いないなど、
想像の域をこえない。

しかし、何かあったはずである。
というのは、そのあと彼らは、今までの師を離れ、
イエスにつき従っていくことになるのだから。
福音の記者であるヨハネは、あえて根本的なことした記さなかった。

イエスが呼びかける。その呼びかけにこたえて着いていく。
イエスの住まわれるところを見、そこにとどまる。
それだけで十分だということかもしれない。
イエスと何を語り、イエスに何をしてあげられるのか。
そういったことはたいしたことではなく、
イエスのおられるところに共にいる。それが大事。

一日の終わりに聖堂に行く。
ときどき、何を祈っていいのか、
イエスに何と話しかけていいのかわかない時がある。
でもそれでいいのかもしれない。
イエスは、あまり多くのことを期待していないのかも。
ただイエスのおられるところにとどまるだけでいいのかもしれない。
今日の福音は、そんな安心感をくれた。

カリタス家族の再出発

今日はサレジオ会の鈴木神父様による今年初めてのミサが行われ、
振袖を着た入会志願者たち、そして小百合の寮の子供たちも参加しました。

4人の志願者たちはベトナム人ですが、着物がとてもよくお似合いでした。
ミサの後、一堂に会し和気あいあいと新年のごあいさつ。
家族的な雰囲気の中新しいスタートを切ることができたことを
神様に感謝しました。
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新年とブログ開設のご挨拶

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新年明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

私たちのホームページを訪れてくださる方々のため
あらたにブログを開設いたしました。
このブログを通して、日々の出来事、人々との出会いを通して示される
神様の愛に感謝と賛美を捧げていければと願っています。
南スーダンからの風がなかなか吹いて来ないので(笑)
その風を待ちわびつつ、管区本部修道院のシスターたちの居間(今)からも
発信していきます。お楽しみに!

神様の祝福と恵みに満たされた2013年となりますように…。

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