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灰の水曜日

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今日から四旬節。
カトリック教会の暦の中で、キリストの受難と死、
復活の神秘を深く黙想する季節の始まりである。
旧約時代、回心のしるしとして、灰をかぶって自分の罪を
悔いていたことから、教会では今日ミサの中で頭に灰を
受ける。

四旬節は特に3つのことを大切にするよう呼び掛けられる。
祈り、節制、愛のわざである。
人はとかく良いことをするとき、人に見てもらいたかったり、
ほめてもらおうとする。今日の福音の中でイエスは言う。

「施しをするときは、右の手のすることを左の手に知らせてはならない」
「祈るときには、奥まった自分の部屋に入って祈りなさい」
「断食をするときには、沈んだ顔つきをしてはならない」

人からの評価が得られず落ち込んでしまうとき、こちらの善意が
理解されず憤りを感じる時、イエスの言葉を思い出そう。
「隠れたことを見ておられる父が、あなたに報いてくださる」

この世に積む宝はいつか朽ち果てる。天国に宝を積む気持ちで
この四旬節祈りと節制、愛のわざに励んでいきたいものである。

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