エントリー

沖縄コロニアへ

ファイル 295-1.jpg

15日朝6:30に20人乗りバスで沖縄第一コロニアを目指して出発。
しばらくはアスファルトの道でしたが、途中からは舗装されて
いない道をひたすら行きました。明け方雨がどっと降ったようで、
悪い道がよりぬかるんで、がたがた道。時々体が5センチぐらい
宙に浮いたりします。それもまだいいほうの道だとか。
道中、ボリビアに初めて派遣された燕の一羽であるシスター
クロティルデ川端の苦労話を聞きながら行きました。
ファイル 295-2.jpg

彼女いわく、ボリビアに着いたのはいいけれど、全く未知の世界。
何もわからない状態で、沖縄第一コロニアに案内され、
行けども行けどもつかない。案内人は「もうすぐだ、もうすぐだ」
という。やっとたどり着いたところはまさしくジャングルで、
大蛇や虎も出ると聞いていたそうな。ぶよに刺されても薬はなく、
もちろん虫よけもなく、刺されるままに足はただれ、その足を
見せ合いながら、「この写真を撮って日本に送ろうや」とカメラも
無いのに冗談を言いつつ慰め合っていたそうな。そんな辛い状況も
耐えられたのは、今のように簡単に情報交換できず、日本に助けを
求めることができなかったからでしょう、と声を詰まらせながら
語ってくれたシスター。

10:00に到着し、コロニアにある教会でミサにあずかり、その後、
沖縄ボリビア歴史資料館に行き、沖縄の人たちがボリビアに定住
していく歴史を見ることができました。
ファイル 295-3.jpg

その後、シスターたちの修道院がある第二コロニアに移動。
途中たくさんの牛やどこまでも広がる大草原を眺めながら、目の前に
一本まっすぐ走るガタゴト道を走ること45分。第二コロニアに着いて、
修道院のシスターたちが用意してくださっていた昼食を美味しく
いただきました。
ファイル 295-4.jpg

そのあと敷地内を見学しました。私たちの訪問を聞きつけ、日本語学校
で以前シスターにお世話になったという家族が駆け付け、再会を喜び
あったのち、皆で写真を撮り、帰途につきました。
ファイル 295-5.jpg

先日、50周年を祝った後で、今日は実際シスターたちが活動を
始めた地を訪れることができ、感慨深い一日となりました。

ページ移動



ユーティリティ

2024年05月

- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

カテゴリー

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

リンク

新着画像

過去ログ

Feed