無原罪の聖マリアの祝日まであと3日です
- 2019/12/06 08:43
今年は無原罪の聖マリアの祭日は12月9日ですから
あと3日になりました。
その日ミサで読まれる一番目の朗読は
創世記3章9節からです。
その終わりの方は以下の通りです。
「お前と女、お前の子孫と女の子孫の間に
わたしは敵意を置く。
彼はお前の頭を砕き
お前は彼のかかとを砕く。」
アダムは女をエバ(命)と名付けた。
彼女がすべて命あるものの母となったからである。
これは最初の人間が神のことばに従ず
最初の罪を犯してしまったあとに言われる神のことばです。
神様のはかりしれない慈しみが表れている個所です。
罪を犯した人間に救いの約束をしてくださっているからです。
女の子孫…救い主
お前(へび)頭を砕き
「これは救い主を使わすという約束ですよ」と小さい時
シスターに教えていただいたことを思い出します。
こちらの修道院の無原罪の聖マリア像は
月の上ではなく蛇の上にたっているのですが
創世記のこの個所に関りがあると思います。
最初の人間は神様のことばに従うことができませんでしたが
子孫である聖マリアは徹底的にみことばに従った方です。
私たちも聖母マリアのように神のことばを聴いて行える人に
なれますように聖母の取次をねがいましょう。