アルゼンチンのルハン修道院を訪問
- 2014/12/21 11:38
- カテゴリー:今日の出来事
朝早く、シスター達に見送られてブラジルを発ちました。
そしていよいよ最終目的地アルゼンチンに到着しました。
ここは6年前に開設された修道院。日本人2名、韓国人
1名、ブラジル人1名、計4名の国際共同体です。
今日はうれしいことに、いつも無料食堂にやってくる子ども
たちのクリスマス会があるということで、参加してきました。
スラム街への道は雨が降るとぬかるんで非常に歩きにくく
なります。
行ってみると小さな巡回教会に大人や子供、そして犬までも
いて、み言葉の祭儀が始まりました。マイクの設備もなく、
子どもたちの騒ぐ声にかき消され、ほとんど助祭さんの声も
聞こえません。でも、歌になると子どもたちがタンバリンを
叩きながら、生き生きと歌います。
み言葉の祭儀の後、子どもたちのダンスや生誕劇が行われ
ました。イエスの誕生の場面で、「赤ちゃんがいない!」
といって捜索願いが出され(笑)、会衆のほうから本物の
赤ちゃんが差し出されました。そして、なんと私たちは
3人の博士を演じるよう寸前に命じられ、着替えるところも
もなく、道端でマントを羽織り、ターバンを付けて、いつ
出て行っていいかもわからず、聖堂に入ると一斉に拍手。
しかしながら早とちりでした。(笑)そして、呼ばれて前に
行ったものの、何の打ち合わせもないので、アドリブで幼子
イエス様の前にひざまずき、それぞれ黄金、乳香、没薬を
お捧げしました。なかなかの役者ぶり!
そのあと、食堂に移動し、一人一人ハンバーガーとジュースを
もらいました。そのあとはお楽しみのプレゼント。
一人一人の名前が呼ばれ、子どもたちが受け取っていきました。
馬が道を普通に行きかっているのを見て、本当にアルゼンチンに
来たんだなーと実感しています。