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2014年12月の記事は以下のとおりです。

ボリビアへ移動

  • 2014/12/13 21:07

12日は南米では特に大きなお祝い日。グアダルーペの聖母の祭日。
50年前のこの日に4名のシスター達がボリビアの地に入りました。
わたし達は早朝のミサ後すぐ空港へ。そしてボリビアに向かいました。

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標高4000メートル以上あるラパス空港経由。高山病予防の薬を
飲んで備えました。それにしても砂地に覆われたペルーと緑に
覆われたボリビアとの違いは印象的でした。

サンタ・クルスのカリタス学園修道院に到着したのは、夕方5時。
ペルーよりもっと熱い湿度90%の熱帯地域。早速スコールの歓迎を
受けました。そのあとには大きな虹も!
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明日の式典のために各地から集まっているシスター達との再会を
喜んだ後、夕食にはカリタス学園の協働の皆さんが準備してくだ
さったボリビアの郷土料理を美味しくいただきました。
夕食も終わりに近づいた時、他国からのゲストが順次紹介され、
友の会の山縣さんと関根さんも紹介していただきました。

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挨拶をする総長シスターアポリナリス志村

国境を越えたカリタス家族が一つになり、明日の式典のカウントダウンが
記念撮影で締めくくられ、ミサで祈ったのち、一日を終えました。
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明日が楽しみです。

アントニオ・カヴォリ学園を訪問

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次に向かったところはアントニオ・カヴォリ学園。
学園の改築の一部資金、コピー機や授業に使うパソコンを購入する
ための資金を以前、友の会に支援していただきました。午前中で帰っ
てしまう小さな子供たちの教室を訪れてお土産を渡し、校舎を見学
した後、生徒たちの待つホールへ。
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日本語での歓迎スピーチや学年ごとにダンスや歌を一生懸命に披露して
くださり、盛大なお迎えに感激しました。
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この子どもたちの中に宿る宝を育み、善意溢れる神の子として成長
していくことを願いつつ、これからも遠くからではありますが、彼らの
歩みに寄り添っていていけたらと思います。

マリア・タキ保育園を訪問

11日は、いよいよ友の会が支援させていただいている施設を
訪問しました。まず初めに行ったところはマリア・タキ保育園。
管区本部から車で1時間半ほど。非常に貧しい地域で、砂漠の
山の中腹にあります。砂漠の山といってもそこに住むように
なった貧しい人たちの家で埋め尽くされています。
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以前、保育園があった場所から3年前、より貧しい地域に
引っ越してきました。その建築の資金の一部を友の会が支援
してくださいました。まだ、園を取り囲む壁が未完成ではあり
ますが、4人で始まった保育園も今では50名を超えています。

今日は、かわいいダンスと「アリガトウ、トモノカイ、オハヨウ!」
の元気のいい連呼で歓迎してくれました。園長先生のシスター恵の
奏でる「チョウチョ♪」や「むす~んでひらい~て♪」といった日本
の懐かしい民謡に合わせて行進する子供たちの姿は本当に微笑ましい
ものでした。そしてとりわけびっくりしたのは、パラバルーンを披露
してくれたこと! 
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友の会から、一人一人の子どもたちにキャンディーとトナカイ、サンタ
さんのクリップを差し上げました。透き通って輝くキャンディーをこと
のほか喜んでいた子どもたち。先生たちもとても素敵な方々でした。
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リマ市内を巡礼

  • 2014/12/12 11:39

50周年の式典が行われるボリビアは30度以上の猛暑と
いうこともあり、夏でもそれほど熱くならないペルーで
体調を整えるということで、昨日は早朝のミサにあずかり、
午前中はリマ市内にある教会や巡礼地をのんびり訪れる
ことにしたのですが、かなりの距離を歩き、強硬軍となっ
てしまいました!

先ずはじめに行ったところは、ナザレのイエス教会。
そこにはリマの人たちが信心してやまない「セニョール・デ・
ロス・ミラグロス(奇跡の主)」と呼ばれる壁画があります。
毎年10月18日・19日と28日に、この聖画像を戴いた
御輿が市内を巡行しますが、御輿は大量の金銀で飾られ、
高さ4.5m、長さ約5m、重さは1800kgを越えていると
言われます。信徒・修道士達によって短い距離ずつ交代で
担がれ、主キリストの姿を求めて集まる何万人ものリマ市民
達の熱狂を呼び起こします。
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先日は丁度ミサ中で、祭壇後ろ中央にあるその聖画を、遠くから
写真に収めることしかできませんでしたが、近くにその聖画に
ついての博物館があるということで、行ってみたところ、なんと
1か月前にオープンしたばかり。ラッキーでした!ガイドさんが
詳しく説明してくださり、Sr.山田に通訳していただき、充実した
ひと時を過ごすことができました。

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そのあと、同じく徒歩でリマの聖女ローザ教会に行きました。
聖女ローザの誕生に始まり、名前の依頼、家族のこと、献身的な
生涯について、ドミニコ会のシスターが詳しく説明して下さり、
彼女が病院にも行くことのできない貧しい病人たちの看護にあた
っていた部屋を見学し、聖女の取次ぎによって神に願いを聞き入れ
ていただくため、手紙をしたため、井戸の中に投げ入れました。
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イエスを愛するあまり、人類の罪の償いのため非常に厳しい苦行を
自らに課し、すべてを与えつくした彼女は結核によって31歳で
その若い生涯を閉じたという話を伺い、非常に感銘を受けました。

ペルー準管区がその名をいただいている聖女ローザの巡礼地を
ゆっくりと訪れることができて、本当によかったです。その後
リマ市の中心にあるカテドラルにも行ってきました。
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帰りは大渋滞+デモ行進で、なかなか修道院にたどり着かず…。
いずれにしても、リマの主な巡礼地を一度に回ることができ、
恵み多き一日となりました。神に感謝!

南米のシスターたちの居間

筆者はペルーに参りました。
本会の南米宣教50周年記念式典が13日にボリビアで
行われるということで、それに参加する目的です。
その前後、本会の宣教活動を助けてくださっている
イエスのカリタス友の会が、今まで支援してくださった
場所を事務局の方々と視察訪問することとなりました。
それで当分、南米にある修道院の居間からの発信と
なります。どうぞ、お楽しみに!

9日の未明にペルーに到着。空港に一番近いベンタニア
修道院のシスターたちが迎えに来てくれました。
そこで一晩泊めていただき、朝食後、施設を訪問しました。
そこでは「憩いの家」という高齢者施設で2名のシスター
たちが働いています。日系の方々が利用していることも
あり、最近秋篠宮殿下と紀子様が訪問されたとか。

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管区長を挟んで、ベンタニアでがんばっている二人。

施設を見学させていただきましたが、庭には鶏、七面鳥、孔雀、
オウム、羊、うさぎ、カメ、鯉、クイ(モルモットに似た動物)
などいろいろな動物がいて、いずれ食糧になるものがほとんど。
特にクイはご馳走だとか!
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併設している病院も少し見学しましたが、そこは貧しい人々の
ために診療代を通常の10分の一しかいただいていないというこ
とで、一日多い時で2000名もの利用者が訪れるということでした。
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ベンタニア修道院を後にし、リマにある管区本部修道院を
目指しました。途中見る光景は砂漠、今にも崩れそうな家々、
ペルーの貧しさを象徴するような光景でした。リマに近づくに
つれ町は都市化し、あまりにはっきりしている貧富の差に
愕然としました。日本も格差の広がりが問題となっていますが、
その比ではない感じです。
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お昼からは時差ぼけ対策で、体調を整えるためにゆっくりし、
夕方近くの教会にミサに行きました。

明日はどんな一日となるのでしょうか。

修練期受け入れ式

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今日もまたカリタス家族が喜びに溢れた一日でした。
朝のミサで新しい修練者が2名誕生しました。
今日からホアイさんはシスターアンジェラメリチ、
フップさんはシスターマリアと呼ばれるようになります。
生活の場は同じく修練院ですが、キリストの花嫁となる
段階を大きく一歩前進したわけです。彼女たちの誠実な
志を神様が祝福してくださいますように。

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彼女たちが、神からいただいた召命の賜物を最後まで
育んでいくことができるようお祈りください!

サレジオ会新管区長誕生

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昨晩、サレジオ会日本管区の新管区長の発表があり、
山野内マリオ神父様が新しい管区長として就任され
ました。今、その山野内神父様は私たちの黙想会を
指導してくださっているので、奇しくも真っ先に
喜びを共にすることができたのでした!
今朝は山野内神父様とサレジオ会日本管区の上に
神様の豊かな祝福を願ってミサが捧げられました。
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その後、ロビーにて管区本部とその周辺の会員が
一堂に会し、神父様にご挨拶申し上げましたが、
神父様は終始笑顔とユーモアあふれる受け答えで
サレジオ家族的な雰囲気を盛り上げてくださいました。
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一つ一つの言葉に信仰と愛情が込められていて、
これからのサレジオ会とサレジアンファミリーの
前途がとても希望に満ちたものであるとだれもが
感じたに違いありません。
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天国のチプリアニ神父様も、ホッとしながら
共に喜んでくださっていることでしょう!

干し柿づくり

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今日は大分からいただいた柿を干し柿にするため
の作業をみんなで朝食後行いました。
ぐるぐるリンゴ向きのするのか、縦向きにするのか、
どこに干すのが一番いいのか討論し合ったり、
熟しすぎたのはすでに甘いので味見をしたり(笑)
ワイワイ楽しくあっという間の30分。

むかれた柿は二つ一組ひもで結ばれ、熱湯に5秒
くぐらせます。こうするとハエが付かないそうです。
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農場の修道院にいたシスターの知恵、さすがです。

そのあと日当たりがよく、風通しの良いところに
ずらっと干されました。
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食卓に上るのはいつでしょうか!

小さな人々とともに歩んできたシスター達

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12月1日、社会貢献支援財団より、ボリビアの
サンタ・クルスの養護施設オガール・ファティマ
で平成2年から子供たちの養育に携わってきた
本会の邦人シスターたちの働きに対して賞状が
贈られました。他にもいろいろな形で社会に貢献
された方々が表彰されました。
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ボリビアからの参加は難しいということで、長年
ボリビアで宣教女として活動されたシスター樽角が
代理として出席し、多くのシスター達も式典に参加し
喜びを共にしました。
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オガール・ファティマでは孤児、虐待、家庭内暴力、
両親の麻薬やアルコール依存など、様々な事情により
家庭での養育が困難な乳幼児たちを養育しています。
当初、この乳幼児院は劣悪な養育環境や食糧事情、
ずさんな運営管理が行われていた為、州の福祉課が
援助を求め、シスターたちに運営が委託されました。

政府機関からの保証が不安定な中、支援が途切れると
運営管理に支障が生じるというぎりぎりの中で、現在も
子供たちの健やかな成長を見守り、養育を続けています。

異なる文化や風土の中で、身を粉にして奉仕のわざに
専念しているシスターへの神様のご褒美が、このような
形でいただけたのではないかと思います。
今まで、オガール・ファティマを支援して下さった多くの
方々にもこの喜びをお伝えするとともに、心からの感謝を
申し上げます!

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