チャペルの屋根 ビフォーアフター
- 2014/09/19 09:47
- カテゴリー:今日の出来事
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9月13日14日にかけて、カリタス会の全支部の
宣教担当者が集い、毎年恒例の宣教者研修会と
宣教フォーラムが開かれました。
初日は、オーロラカウンセリングセンターの
柳朋子先生に「家族の役割」と題して、基調講演を
していただきました。幼稚園、保育所、学校、乳児院、
養護施設、高齢者施設と様々な事業の中で出会う家庭、
そして、教会で関わる家庭、特に問題を抱え、助けを
必要としている家庭に寄り添っていくことを目指して
お話を伺い、それを受けての分かち合いを行いました。
先生の臨床心理士としての長年の経験に基づく具体的な
お話は、家庭支援のための多くのヒントを与えてくれました。
二日目は今年初めて行われた宣教フォーラム。
宣教者としての資質を高めるための取り組みとして、
ファシリテーターを仕事とする田坂逸朗氏をお迎えし、
宣教について思うこと、感じること、本当の宣教って?
との問いかけを、ワールドカフェ方式で互いに熱く
語り合いました。
初めは戸惑いながらも、田坂氏の優れた導きのもと、
だんだんと盛り上がっていきました。とかくこういった
話し合いとなると、自分の力の限界や反省に終始しがち
な私たちですが、最終的に各グループから引き出された
やる気に満ちたキーワードを、先生が大きなクラフト用紙
に次々と描き出してまとめてくださり、その見事さに圧巻!
それぞれ持ち前の資質、多様性の豊かさを生かし合いながら
宣教していくことの大切さを確認することが出来ました。
どんなに弱く小さくとも、お互いにかけがえのない大切な
存在。違いが豊かさとなって、人々に奉仕していくことの
意味を確信し、喜びに満たされてそれぞれの共同体へと
帰っていきました。
このような恵みを与えてくださった神様に感謝!
先日の朝日新聞の「ひと」というコーナーに
シスター古木涼子のことが掲載されました。
本人からこの日掲載されるという情報を入手
していたので、朝明けとともに、近くのコン
ビニに走りました! 少し大げさかな(笑)
記者の方が以前いらして、インタビューは言う
までもなく、写真撮影もかなりの時間を要した
ようで、一つの記事が世に出るまでの大変さを、
今回少し知ることができました。
問い合わせの電話がここ本部に殺到するかも、
と覚悟していましたが(笑)、4件ほどお電話を
いただき、それぞれ感想を述べてくださったり、
「いのち」の入ったCDをお求めになったり、
ある方は今まで背負ってきた自分のいのちの痛みを
涙ながらに分かち合ってくださいました。
これからも彼女の活動を通して、一人でも多くの方が
生きる希望を見出してくれたらと祈る一日でした。
8月30,31日は京都で行われた日本カトリック医師会主催の
セミナー「小さくされた人に寄り添う」に参加してまいりました。
参加者のほとんどが医療従事者(医師、看護師、医学生、看護学生)で、
私たちは少々異質な存在ではありましたが、児童養護施設、障害児、
児童虐待、発達障害などに関する現状を見聞きし、私たちが幼稚園や
保育園などを通してかかわるご家庭をよりよく支援していくための
よい学びの場となりました。
グループディスカッションでは、信徒ではない学生が、「神の愛、
キリスト教的な愛」という言葉をよく聞くが、自分にはピンとこない。
教えてほしい」という問いかけがあり、今でも心の中に響いています。
研修の最後はミサが捧げられ、とくにこれから医師や看護師を目指す
若者たちのために共に祈りました。
この機会を通して、カトリックの理念をもって医療に従事しておられる
方々がこんなにもおられることを知り、とても心強く思いました。
研修会場が望洋庵のすぐ近くだったこともあり、そこに泊めていただきました。
溝部司教様や二人の会員との久しぶりの再会を喜び、少し涼しくなった京都の
雰囲気を味わってきました。
今日はシスターモニカ川端管区長の霊名日。
朝のミサに始まり、今日一日管区の母への
感謝を込めて、祈りと孝心のうちに過ごしました。
夜は会食の後、サプライズのひと時。
またまた30代のシスターたちの企画により
アイデアたっぷりの楽しいゲームをしました。
2つのチームに分かれてのカリタスピカッチゲーム。
最後のゲームは各チーム全員参加でちぎり絵をし、
チームリーダーが、それが何かを当てるというもの。
ちぎる人、のりを塗る人、貼る人、隙間がなくて
見てる人。決められた超短時間に、みんな黙々真剣勝負。
こんなの絶対にわかりっこない、と思いきや、どちらの
リーダーも見事に当てて大歓声。こんなに盛り上がるとは…
カリタスの娘は実に単純です(笑)
ちなみに、お題は非常に難しく、1班は「ノアの箱舟」
2班は「聖体行列」だったんですよ。
最後に、「世界のみんな兄弟さ」♪を歌いました。
宣教女として派遣される準備の一環としてギターの
練習をしているシスターのお披露目の場ともなり
ました。
これからも管区長に心を合わせて、カリタスの奉仕の
業に励んでいく決意を新たにした一日でした。
20日からここに滞在しておられたダルクの女性ハウスの3名が
昨日帰って行かれました。当初、那須の休みの家にご一緒に
という計画でしたが、事情で行けなくなったため、当修道院で
過ごしていただくこととなりました。
千葉での草刈り、修道院の厨房でのお手伝い、乳児院見学、
お食事会、生演奏による歌のプレゼント、ミサへの参加など、
修道院ならではの体験学習(笑)に喜んで参加され、日ごろの
回復プログラムから離れて、いい気分転換になったようです。
私たちにとっても、今までどちらかというと遠くからのサポートを
させていただいている方々と、同じ時間・空間を共有することが
でき、とてもよかったです。遠く那須の家で過ごしていただくより、
ここに滞在されたことで、より多くのシスターたちの関わりが
生まれ、彼女たちのこれからも続く回復への歩みへの励みにな
ったのではないかと思います。
彼女たちがこっそり白板に残した感謝メッセージに、
シスターたちは喜びに満たされ、彼女たちのために祈る心を
新たにしました。神に感謝!
今年3月に閉鎖となった千葉の修道院に
総出で草刈りに行ってきました。
多くのお野菜や果物を私たちに提供してくれた
広い農地でしたが、今や雑草園と様変わり。
近隣の支部のシスターたちも駆け付けてくれて
暑さと戦いながら数日通いながら頑張りました。
最終日は武蔵野ダルク女性ハウスの仲間たちも
手伝ってくれました。シスターたちとの触れ合い
の機会ともなりました。神に感謝。
今日はドンボスコの誕生日。
ドンボスコは1815年8月16日に生まれたのであります。
今日は来年生誕200周年を迎えるための準備の開幕で、
朝のミサで荘厳に記念し、一日喜びの雰囲気に溢れていました。
この装飾にある言葉は、ドンボスコのモットーで、
「我に霊魂を与えよ。他のものは取り去りたまえ」という
意味です。ひたすら青少年の魂の救いのことを考え、
他のものは何も要りませんというドンボスコの潔さが
込められています。
普通ドンボスコが亡くなった1月31日は注目されますが
こんなにもドンボスコの誕生日を意識したのは、
私たちカリタス会員にとって初めてではないでしょうか?
この開幕の日に向けて、準備はもう前からスタートしていました。
出来ればこの日に開花するようにと各支部共同体で植えられた
ひまわりの種。ひまわりさん達もさぞかしプレッシャーを感じながら
育ったことでしょう(笑)。そんな心配もなんのその。
風の便りによるとものすごい成長ぶりだったようです。
ここ本部のひまわりもどんどん開花し、今日を待つことなく8月3日に
記念撮影をしました。
ひまわりはイエスのカリタス会のイメージフラワー。
カヴォリ神父様が大好きな花でしたし、ひまわりがいつも太陽に向かって
咲くように、私たちがいつも神様の望みを追い求めながら生きるようにと
願っていました。
ところで、私たちは“ドンボスコの誕生日をバースデーケーキで祝おう”
プロジェクトを考えました。ですから、今日はそれぞれの支部で手作り
ケーキをみんなで手分けして作ったはずです。
ここ本部では30代のシスターたちが二日前、スポンジ部分を作ってくれました。
やはり土台が大切なんですよね。カリタスの未来を支えるわれらがホープ!
そして今日の午後、各食卓ごとにデコレーションを開始。楽しみながらも真剣
勝負という感じでした。
これから一年、ドンボスコの生誕200周年行事がいろいろとあります。
ただのお祭り騒ぎに終わることなく、ドンボスコが示された生き方、
神との深い交わりに根差したカリタスの実践に励むことができるよう
この一年を大切に歩んでいきたいと思います。
8月2日、3日は初期養成担当者研修会が行われました。
初期養成とは、志願者から終生誓願を立てる前のシスター
たちのための養成を指します。これらの期間、共に生活し
養成に携わる担当のシスターたちが集まり、ローマから
来られた総養成評議員を中心に、有意義な研修が行われました。
神様からカリタス会に託された尊い召命の賜物を、よりよく
育んでいくことができますように…。
今日は初土曜日。沖縄の東村高江の人々の
苦しみに心を合わせて、祈りと断食をささげる日。
東日本大震災被災者のためのボランティア活動を
バトンでつないだシスターズリレー第1弾、第2弾に
つづき、この6月から沖縄のための第3弾が始まり、
1年かけて祈りと連帯の輪を紡ぎます。