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カテゴリー「今日の出来事」の検索結果は以下のとおりです。

会議の終わりにあたり

今日は会議最終日。この会議中見聞きしてきた各管区・
準管区の宣教活動の現状、貧しい国々での宣教活動、
そして、教皇フランシスコを代表とする今の教会の教え
に照らして、これからイエスのカリタス修道女会が進む
べき宣教の方向性を確認する作業を行いました。

この長い期間、発表や質疑応答によって互いに理解を深め、
喜びと課題を共有し、休憩時間や食事、掃除や炊事当番、
そして何よりも共に祈ることによって互いのきずなを深めて
きたシスター達とも明日お別れです。

夕食は光州管区本部の姉妹たちがお疲れ様でした会を催して
くださいました。盛大な拍手と笑顔でのお出迎え。準備して
くださった美味しい韓国料理をいただきました。
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そしてそのあとは「友情の時間」と題して、養成期間にある
修練志願者の可愛らしいダンス、修練者の神秘的なローソク
ダンス、終生誓願を準備しているシスターズの愉快な合奏と
ステキな歌。
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そして、会議参加者側からお礼として、歌を歌うことに。
参加者であったシスター古木が自作の「いのち」の曲にまつわる
お話をし、会議にスモールクワイアのメンバーが4人参加して
いたので、バックコーラスとして小さな花を添えることができました。
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締めくくりとして総長シスター志村からボナノッテ(夜休み前の
小さなお話)があり、その中でこの会議に参加したシスターたち、
陰になり表になり支えてくれたすべてのシスターたちへの感謝が
述べられました。
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本当にお疲れ様でした!!!

会議5日目

今日は午前中、ソン・ヨンホ神父様のお話を伺いました。
神父様はチリで長年宣教師として働かれた経験に基づき、
宣教とはモノやお金を与えることはなく、貧しい人と共に
いて愛を伝えることによって実るものだということを
確信をもっておっしゃっいました。
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午後は、中国・ベトナム・南スーダンでの宣教活動報告が
行われました。政治的、経済的、宗教的に難しい世界に
あって、シスターたちが賢く、たくましく生きている様が
伝わってきました。
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日本管区からはベトナムの文化、宗教、政治について、
また、召命の家についての現状報告、そして未来の展望に
ついての報告と意見交換などが行われました。
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ソウル管区からは2012年に初めて入った南スーダンの活動
報告がなされましたが、そこに派遣されているシスター
チプリアナは発表しながら、様々なことを思い出し、涙を
こらえる場面もありました。
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安楽な世界を避け、より難しい場所への派遣を望んで宣教師
となったチマッチ神父、アントニオ・カヴォリ神父のDNAを
しっかりと受け継いだ姉妹たちの勇気ある姿勢に励まされる
とともに、私たちも今置かれた場所で魂の救いのために全てを
手放す覚悟で福音宣教に励むよう招かれていると実感した一日
となりました。

国際宣教会議 4日目

今日もまた韓国での朝が明けました。
ここ光州管区本部では朝の祈り、ミサに引き続き、毎朝「国民体操」
(日本でいうラジオ体操)が行われており、私たちも元気よく参加しました!
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今日のプログラムは総本部の指針に従って行われた各管区・準管区での
宣教活動の発表が行われました。分野としては、新しい福音化・家庭の
使徒職の活性化・最も貧しい人を優先する活動・環境保全と正義と平和に
関する活動についてです。そして、各管区の中で特に効果を得ている
活動に焦点を当てての発表もありました。
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日本管区からは音楽を通しての宣教ということでスモールクワイアの
活動についての発表がありました。教会、学校、幼稚園、刑務所、少年院、
そして被災地でのコンサート活動についての話、CD制作や録音、スモール
の構成メンバー、歌の練習に関するエピソードなど、参加者は興味深く耳を
傾けていました。

今日はチマッチ神父様の命日にもあたり、天国から神父様が見守り、
応援してくださっていることを感じながらの一日となりました。

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今月はロザリオの月にもあたっていますので、夕食後、ロザリオの祈りを
おこなっています。チマッチ神父様も絶えず手にロザリオをもって祈って
おられましたね。
(正面に向かって左がチマッチ神父様、左はカヴォリ神父様)

家庭の使徒職の現状報告会

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今朝は、光州管区本部の聖堂でミサにあずかりました。レンガ色に
統一された空間は何かとても神秘的で、心も落ち着きます。
今日からローマでは「福音宣教の観点から見た家庭の司牧的課題」
というテーマでシノドス(世界代表司教会議)が行われるという
ことで、同じく家庭をテーマに行っている私たちの会議のためにも
聖霊の豊かな照らしを祈り求めました。

まず初めに総長シスター志村の挨拶があり、引き続き各管区・準管区
で行われている家庭の使徒職についての現状報告が行われました。
イエスから遣わされた72人の弟子たちが宣教活動から帰ってきて
イエスに報告し、喜びに満たされたように、それぞれの場で行われて
いる家庭への奉仕、福音化についての発表に耳を傾け、喜びを分かち
合うことができました。
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それぞれの国や地域の状況からくる家庭の問題、家庭内暴力、離婚、
別居家庭、障害者を持つ家庭、アルコール依存者、母子家庭、父子
家庭、移住民家庭などに対して多種多様な活動が行われていることを
知り、これからの活動計画のためにも多くのヒントを得たことと思います。
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また明日も続きます!

使徒職の場の見学

今日はソウル管区のシスターたちの宣教の場をいくつか見学しました。
出発前にパワーポイントを使って今から見学に行くところの簡単な説明を
していただきましたが、聖堂の中の近代的な設備にまず驚きました。
天井から十字架の前に降りてきた巨大スクリーンとプロジェクター!
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その後、管区本部に隣接する聖書教育館、子供の家(保育園)、教育福祉館に
行きました。教育福祉館の中には、アルコール依存者のための社会復帰施設、
高齢者のデイケアセンター、虐待防止相談センター、知的障碍者のための
デイケアセンター、児童館、無料食堂などが入っており、多くの一般職員
やボランティアさんたちと共に、非常にスケールの大きな宣教活動、福祉
活動、教育活動を展開していることを知りました。
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今日は韓国では国民の祝祭日ということで、利用者がいらっしゃらないこと
もあり、すべての部屋や施設を案内していただけました。耳で聞いてはいま
したが、実際拝見するとさすがに圧倒されます。韓国のカリタス会員達が
時代の先駆けともいうべき活動を推進し、それが国に評価され、助成してい
ただくことによって、より確かな歩みに至った経緯なども伺いました。

午後はマスメディアを通して韓国全土に福音宣教活動を展開している
生活聖書社の本社を見学しました。雑誌や単行本などを編集する部屋や
CDなどを収録するスタジオ、たくさんの本の在庫が置いてある書庫など
を見させていただき、またまた驚きの連続でした。
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その後、ソウルのカテドラルである明洞大聖堂に行き、韓国の教会の礎を
築いた殉教者たちの遺骨が納められた地下聖堂で祈り、その歴史について
学ぶひと時を過ごしました。

4つのグループに分かれての行動でしたが、初めて韓国の地下鉄を利用する
体験もし、韓国のシスターたちと言葉の壁を乗り越えながら身振り手振りで
コミュニケーションを図りながら、楽しく充実した一日が過ぎていきました。

明日はいよいよ水原管区に立ち寄りながら、光州管区へと移動です。

国際宣教会議スタート

韓国で行われる第2回国際宣教会議への参加のため、今日10名の
シスターとともに日本を出発しました。とりわけ初めて韓国を訪れ
るシスターたちは少々興奮気味。2年ほど前からこの会議の準備は
始まっていましたが、15の国で宣教活動に励むカリタス家族の出会
いの時がついにやってきました。ソウル管区本部に到着すると、
大勢のシスターたちが温かく出迎えてくださいました。
夕食を共にし、総長シスターアポリナリス志村のお話を伺い、その後
聖時間が行われ、ご聖体の御前で礼拝の時を過ごしました。
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引き続きオリエンテーションとミサの練習が行われました。
明日から10日までいろいろなプログラムが待っています。
このブログを通して皆様にもお伝えできればと思います。

マリア様の月

今日から聖母マリアの月が始まりました。
カリタス会の各共同体では、マリア様に
ささげる祈りの花束がスタートしている
と思います。ここの共同体の花束は、世界
の平和のために祈ることにスポットを当て、
世界地図が飾られました。一日の初めに
特製のサイコロを振り、その日とくに
その大陸のために祈りや愛徳、小さな
犠牲をおささげし、一日の終わりにしるし
としてシールを貼っていきます。

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今はまだ白地図ですが、月の終わりには
色とりどりの地図が出来上がることでしょう。
すべての大陸、すべての国、すべての団体、
すべての家庭、そして一人一人の心の平和
を心から願う聖母にとりつぎを願いつつ
この10月を過ごしていきたいものです。

聖ヴィンセンシオ・ア・パウロの祝日

9月27日、28日と東京西ブロック院長研修会が
行われ、大阪、千葉、神奈川からも院長たちが
集まり、共同体のアニメーターとしての使命を
遂行するための研修が行われました。

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研修の終わりに、自分の課題として見えてきた
ことを分かち合い、礼拝の中で神に助けを祈り求め
新たな気持ちで各共同体へと帰っていきました。

先日は、本会の保護の聖人である聖ヴィンセンシオ・
ア・パウロの祝日にあたり、ミサの中で記念し、
夕食後アカデミアが行われました。
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パワーポイントで彼の生涯を思い起こし、内容について
の三択クイズ大会が行われましたが、みんな記憶力抜群で、
どのテーブルも全問正解でした(笑)それで勝敗を決める
為のじゃんけんが行われましたが、貧しい者の友である
聖ヴィンセンシオにあやかって、一番負けた人に賞品が
手渡され、思わぬ展開となりました(笑)
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貧しい人々のために生涯をささげた聖人の聖徳に倣い
私達も神の慈しみ深い愛“カリタス”の人となれるよう
日々努めていきたいと思います。

院長研修と秘書研修

9月は研修会の季節。
23、24日は東京東ブロックの院長研修会。
何時もは大人数で会議を行いますが、
今年度初めてのブロック別に行うことに。
講義、語り合い、ワークショップ、ロール
プレーを通して、共同体のアニメーターという
役割を果たしていくための有意義な研修と
なりました。
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時を同じくして、総本部主催の会議が行われ
ていました。韓国、ブラジル、ペルー、そして
日本からそれぞれの管区・準管区の秘書たちが
集まり、学びを深めました。
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歓迎会では即席アカデミアが行われ、お互いに
歌をプレゼントし合いました。
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片言の日本語、片言の韓国語、満面の笑顔と
身振り手振りで言葉を交わしながら、交流を
楽しんだ数日間でした。

同じ精神を共有する姉妹たち。
またいつかどこかで出会えることを願いつつ、
韓国のシスターたちは今朝、出発されました。

食育セミナーとボリビアデー

9月20日から21日にかけて幼保合同研修会が行われました。
幼稚園で働くシスターたちと保育園で働くシスターたちが共に
参加する研修会は確か今回が初めてではないでしょうか? 
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伊藤幸史神父様をお迎えし、「食が家庭を救う!」というタイ
トルで講演いただきました。効率主義、合理主義、消費主義が
蔓延するこの世の中の心の闇の根本は自己肯定感の欠如、そして孤絶感。

「命は大切だ。命は大切に。そんなこと何千、何万回言われるより、
『あなたは大切だ』 誰かがそう言ってくれたら、それだけで生きていける」

という広告が以前ありました。この、「あなたは大切」というメッセージを
最も具体的に伝えられるのが、“日々の食”です。なぜなら食は存在の世話。
食べなければ生きられません。食べるということは体と心に力を与えます。
心に病を抱えている大人の多くは、子供時代に楽しい食卓の団らんを体験
できなかったケース、愛情を込めた食事を食べさせてもらえなかったケース
が多いといいます。幼稚園、保育園に子供を預けてくださっているご家庭に、
食が子供の心と体の形成に大切な位置を占めているという認識を普及させる
ために、私たちに何ができるかをワールドカフェ方式で語り合いました。
最終的に、とても具体的な取り組みが出されました。
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イエス様も、食卓を囲むことを大切にされたんですよね。
食卓は「あなたは大切」ということを伝える最たる場です。

今日スモールクワイアは、カトリック二俣川教会のボリビアデーに参加しました。
年間通してボリビアの活動を支援してくださる皆さんに感謝を伝えるためです。
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共にミサにあずかり、説教の場をお借りして、以前ボリビアで働いたことのある
シスターが、V.チマッチ子供センターのシスターたちからの手紙を代読し、
自身のボリビア体験を熱く語りました。
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ミサ後にはご寄付のお礼に歌のプレゼントをし、その後信徒の皆さんとの
交わりのうちに美味しい昼食をごちそうになりました。教会の中心となって
寄付集めをしてくださったスタッフの皆さんはミサ後の歌を聴けなかった
ということで、場所を移してその方々のために歌を歌わせていただき、
大変喜んでくださいました。
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本当に多くの方々の助けをいただき、私たちは宣教活動を行うことができて
いることを実感します。ありがとうございます!



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