南米宣教50周年記念式典
- 2014/12/15 09:34
- カテゴリー:今日の出来事
昨日は、ボリビア宣教50周年記念式典が荘厳に行われました。
人数の少ないシスターたちが1年かけて地道に準備を進めて
来たということで、感動と喜びに包まれた一日でした。
9:00から学園の体育館でミサが行われ、ボリビア時間という
ことか、徐々に人が増え、最後には200名ほど集まりました。
ミサの中で特に印象的だったのは、50年前に沖縄コロニアに
派遣された宣教女達4名のうち存命の2名が、海外宣教を象徴
する地球儀とサンダルを奉納した時です。
どれほどの犠牲と涙を神に捧げたことでしょう。戦後沖縄で
すべてを失った人々が、夢を抱いて移住してきたボリビアの地で、
考えられないほどの貧しい暮らし強いられた中で、シスター達も
その苦楽を共にしました。
ミサの後、その場でアカデミアが行われ、ボリビアのカリタス
の歴史を刻んだ人々や恩人方が志村総長から表彰されました。
当初、為すすべもなかったシスター達を力強く支え続けてくだ
さったメリノール会のミゲール神父様にも感謝状が渡されました。
その後、ダンスや小劇などが次々に披露され、特に3年前に学園で
結成されたというダンスクラブの若者たちの民族ダンスは素晴らしい
ものでした。